2026/7/16
薬剤師(薬学博士)の一宮市議会議員の中村かずひとです。
厳しい暑さの中、私たちの身近で命を脅かす危険をもたらすのが「熱中症」です。
誰もが当事者になり得るからこそ、正しい知識と予防法を身につけることが欠かせません。
今回は、夏を健康に乗り切るための具体的な予防法や、万が一のときの対処法についてご紹介します。

■熱中症を引き起こす原因は
熱中症は、高温多湿な環境で特に注意が必要です。
例えば、気温が25℃前後と低くても、湿度が75%を超えると汗による放熱が妨げられ、警戒領域に入ります。
日頃の体調管理も重要です。睡眠不足や朝食欠食は、集中力や判断力の低下などを招き、熱中症のリスクを高めます。
さらに、体脂肪が多い方、過去に熱中症を経験した方、暑さに慣れていない方も発症しやすいというデータがあるため、十分な警戒が必要です。
■新常識!手のひら冷却
熱中症予防には水分補給に加え、深部体温を効果的に下げる「手のひら冷却」が有効です。
手のひらには体温調節に重要な役割を果たす血管(動静脈吻合)が集まっています。
そのため、15℃前後の冷水に10〜15分ほど手を浸すだけで、効率よく全身を冷やすことができます。
冷えたペットボトルや、タオルを巻いた保冷剤を握る方法でも代用可。
冷やしすぎは血流低下による効果減弱のため、ご注意を。
運動前や運動の合間に実践することにより、熱中症を手軽に予防できます。

■熱中症の症状に合わせた対処法

■薬局などで熱中症予防の休憩を
令和8年度の夏も、一宮市内の協力薬局(79カ所)や公共施設(80カ所)が熱中症予防の休憩所となっています。(10/31まで)
実施施設では、下のような標記物が掲示されているので、お気軽に、ご利用下さい。

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