2023/4/12
薬剤師(薬学博士)の一宮市議会議員の中村かずひとです。
一宮市は、4月12日(水)、新型コロナ新規感染者として26人(前週同曜日比:+9人)を公表しました。

人口10万人あたりの新規感染者数(過去7日間合計)は35.3人(前週同曜日比:+5.5人)となりました。
マスクの着用は個人の判断が基本となりましたが、引き続き感染症への注意をお願い致します。

血圧が高い状態を放置すると、脳卒中や心不全などが起こりやすくなります。高血圧の発症には生活習慣が関連していますが、中でも塩分のとりすぎは血圧を大きく左右することがわかっています。今回は、塩分を控えるコツについて紹介します。

■減塩は脳卒中や心不全の予防に有効
塩分をとりすぎると血圧が上がるのはなぜでしょう。それには、ホメオスタシスという、私たちの体内環境を一定に保とうとする仕組みが関わっています。
塩分をとりすぎると、血液中の塩分濃度が上がります。そこで働くのがホメオスタシスで、血液中に水分を取り込むことで、上がった塩分濃度を一定にまで下げようとします。
■その結果、血液量が多くなり、血管にかかる圧(血圧)が高くなるのです。逆にいえば、減塩を長く続ければ、血圧の上昇を抑えることができるということです。それだけでなく、減塩は降圧薬の効きをよくすることもわかっています。さらに、脳卒中や心不全、腎疾患などの発症リスクの低減にも役立ちます。
■減塩のコツは?
「日本人の食事摂取基準」(2020年版)では、成人の1日の食塩摂取の目標量は男性7.5g未満、女性6.5g未満となっています。高血圧の人はこれらよりも低い6g未満が目標量です。しかし、実際の摂取量は、男性10.9g、女性9.3g(厚生労働省「令和元年国民健康・栄養調査」)と、目標量をかなり上回っています。
減塩の効果は長く続けてこそ得られます。そのためには、急激に減塩するのではなく、少しずつ塩分を減らしていき、舌を薄味に慣れさせることです。特に高齢者の場合、急に減塩すると脳梗塞を起こすおそれがあるので注意が必要です。
塩分を減らすのにおすすめなのが加工食品を控えること。ちくわやかまぼこなどの練り物、ハム、ソーセージ、魚の干物、漬物、つくだ煮などには、思いのほか塩分が多く含まれています。しょうゆやソースなどの調味料から摂取する塩分を減らすこともポイントです。例えば食卓では容器から直接、料理にかけると必要以上に多く使いがち。適量を小皿に取るようにしましょう。
■血圧をさげるために、減塩意外には?
塩分を減らすとともに、血圧を下げる働きのある栄養素を積極的にとることも大切です。ナトリウムの排泄を促すカリウムや、血管の収縮を抑えるマグネシウムなどです。カリウムは昆布やほうれん草などに、マグネシウムは納豆や煮干しなどに多く含まれます。なお、カリウムの摂取については腎臓病の人は必ず医師に相談しましょう。

(参考)
★新型コロナウイルス感染症 予防接種証明書(ワクチンパスポート)の交付申請について★
◎過去の健康に関わる話題
★季節の変わり目 血圧の変動に注意を(令和4年11月23日)★
★時間帯ごとで違う?!「散歩」の効果(令和4年10月10日)★
★体の片側に痛み? 帯状疱疹を疑って!(令和4年6月9日)★
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