2026/1/12
薬剤師(薬学博士)の一宮市議会議員の中村かずひとです。
お正月料理や新年会の後に、ラーメンが食べたくなりませんか。近年、豚骨ラーメンはお肌によい、ショウガが入ったラーメンは冷え性に効くなどと健康的な食事として注目されています。今回は、ラーメンと健康に関する調査報告がありましたので紹介します。

■週に何回ラーメンを食べますか?
山形大学と山形県立米沢栄養大学の共同研究による疫学調査(対象は40歳以上の6,725人)で、日本の国民食のラーメンを「週3回以上」
食べるグループは、「週1・2回」食べるグループに比べて死亡リスクが1.52倍に高まる傾向にあることが報告されました。
一方、「週1・2回」食べるグループと比べて「月1回未満」の死亡リスクは1.43倍、「月1~3回」は1.09倍にもなりました。「週1・2回」食べている方が結果的に長生きされていたとのことでした。
ラーメンは栄養豊富で、食べておいしく、楽しいものです。適度に食べることが健康に良いようです。

■ラーメンを食べる時は、穴あきれんげ?
日本人の1日当たりの食塩摂取量は、令和5年(2023年)に実施された国民健康・栄養調査結果よると平均9.8g(男性10.7g、女性9.1g)と報告されており、世界保健機関(WHO)の推奨量(5g/日未満)の約2倍となっています。ラーメン1杯で食塩が平均5~6g含まれていると言われているため、特に、血圧が高い方は注意が必要です。
そこで、熊本県立大学の杉本真依子氏らは、男子大学生36人を対象に、ラーメンを穴あきれんげを用いて食べた場合と、通常のれんげを用いて食べた場合に、食塩摂取量や味、満腹感が変わるか検討しました。その結果、穴あきれんげを用いた場合、食塩摂取量は減少したが、味や満腹感に変化がなかったことが示されました。
れんげの形状の変更は、健康に無関心な人などの食塩摂取量を減らすための対策の1つとなるようです。
健康的にラーメンを食べるために、スープを残す勇気も必要です。ラーメンの麺が長いように、健康に留意し、長生きしましょう。

◎過去の健康に関わる話題
★紫外線に注意!貼り薬で光線過敏症?(令和6年5月13日)★
★口の健康 気をつけよう/口内炎と口腔がん(令和5年12月26日)★
★季節の変わり目 血圧の変動に注意を(令和4年11月23日)★
★時間帯ごとで違う?!「散歩」の効果(令和4年10月10日)★
★体の片側に痛み? 帯状疱疹を疑って!(令和4年6月9日)★
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