2023/12/26
薬剤師(薬学博士)の一宮市議会議員の中村かずひとです。
口の中に激しい痛みをもたらす口内炎は、やっかいな存在と感じることもあるでしょう。秋は空気が乾燥する季節。それにより口内の乾燥から雑菌が繁殖しやすく、口内炎のリスクが高まる時期です。また、朝晩の冷え込みが段々と厳しくなり、その温度差から体調を崩して口内炎になることもあります。

■口内炎は病気のサインかも
口内炎とは口の中の粘膜が炎症を起こした状態で、頬の内側や歯茎、舌、あるいは喉などに現れます。はっきりとした原因はわかっていませんが、お薬の副作用や口内の傷、ホルモンバランスの乱れ、精神的なストレスや睡眠不足などを理由に発症すると言われています。

■女性に多い!口内炎
口内炎だと思って放置していたら、実はがんだったということも決して珍しくありません。口の中にできるがんを総称して口腔がんと言います。舌にできる舌がんは代表的な口腔がんで、口腔がんの半数以上を占めています。この他、歯ぐきにできる歯肉がん、下あごの歯ぐきと舌に囲まれた部分(口腔底)にできる口腔底(こうくうてい)がん、上あごにできる硬口蓋(こうこうがい)がん、 頬粘膜(きょうねんまく)がんなど、口腔がんはさまざまな種類があります。

口腔がんに罹患する人の数は、年間8000人ほど(2016年)で、がん全体の約1%ですが、日本国内のみならず、世界的に見ても、 罹患率、死亡率とも上昇傾向にあります。また女性より男性に多い(男性:女性=3:2)という特徴もあります。
2週間以上治らない口内炎や口の中の異常がある場合には、歯科、耳鼻咽喉科など専門医を受診しましょう。

(参考)
◎過去の健康に関わる話題
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