2025/9/3
お待たせしました。私が行ってきた活動報告になります。
できるだけ、簡潔にしています。語らせてもらえるなら何時間でも話してしまいそうなので、文章長々オジサンはチャットGPTの力を借りました😅
※訂正があります。糸満市の一般質問方式は『一問一答方式』でした。
私は議員として、「イデオロギーに縛られず、市民のみなさんの暮らしを少しでも良くしたい」という思いを大事にしています。
そのために、大きな目標・中くらいの目標・そしてすぐにできそうな目標を常に意識しながら、市政に向き合っています。
実際に議員になってみて驚いたのは、糸満市の予算に余裕がないことでした。給食費の無償化を掲げてきましたが、市だけでやろうとすると他の事業を削らざるを得ない現実があります。その一方で、数億円単位で新しく増える事業もある。そのバランスに「本当にこれでいいのか?」と疑問を持ち、時には反対票を投じることもありました。
でも「できない」と諦めるつもりはありません。限られた予算でも工夫次第でできることはあるはず。そう信じて、新しい考え方を勉強し、他の議員とは少し違う切り口で提案を重ねてきました。
背景には、自分自身の経験もあります。
中学生のころ、家業が傾き、建築業から沖縄そば屋や草木の伐採業、産業廃棄物業者へと転身していったことを経験してきました。 西崎親水公園のイルミネーションといえば、私にとっては「きれいな思い出」ではなく、そば屋の出店を手伝って「忙しい」、「疲れた」と感じていた記憶の方が強いのです(苦笑)。
そんな中で学んだのは、「どんな状況でも工夫して生き抜くこと」。それは、今の議員活動の原点になっています。
だからこそ、私は新しい制度を増やすだけでなく、今あるサービスをもっと良くする工夫を重視しています。その一つが「ナッジ理論」。ちょっとした工夫で、市民のみなさんが自然と健診を受けやすくなったり、ワクチンを前向きに考えられるようにする仕組みです。無理に強制することなく、そっと背中を押す。お金をかけずに効果を高められるのが大きな魅力です。これについては、末尾で詳しく後述させていただきます。

議会における「一般質問」とは、議員が市長や執行部に対して、市の行政全般に関する疑問や課題を質問し、説明や答弁を求める制度です。
つまり、市民の声を行政に届け、政策の透明性や改善を図るための重要な仕組みです。
過去、5回あった議会で、私は36件質問し、細かいものを含めると48件を糸満市に質問しています。
数が多いか少ないかは重要ではありませんが、回数として報告させていただきます。
質問項目
質問の焦点:ひとり親支援
資格取得を目指すひとり親を支える「高等職業訓練給付金」が、すでに当初予算を使い切っていたことを指摘しました。支援を必要とする世帯を取りこぼさないよう、追加予算を要望。その結果、9月に約570万円の補正予算が確保され、新たに支援を受けられる世帯が複数増えました。
質問項目
質問の焦点:乳幼児支援
赤ちゃんが困っている!という民間支援団体から寄せられた陳情を受けて動きました。生活に困っている世帯に粉ミルクや紙おむつを届けられないか提案しました。これを受けて、市は「子ども未来応援基金」を財源とした新しい制度を立ち上げ、令和6年10月から支援がスタートしました。
質問項目
質問の焦点:文化と交通
・「しまくとぅば」普及の停滞を取り上げたところ、翌年度から新規事業としてスタートすることに。
・市民の大切な足であるマイクロバスの更新を訴え、令和7年度に新車両が導入されることになりました。

質問項目
質問の焦点:教育予算
糸満市の教育費が県内11市の中で10番目と低いことを指摘しました。豊見城市や八重瀬町と比べても児童1人あたりの予算は大きく差があり、改善を強く求めました。また、他の議員もこのことに強く驚き、自分の一般質問でも取り上げる方が増えました。
質問項目
質問の焦点:地域の未来づくり
・商標トラブルが地域ブランドの足を引っ張る危険を指摘。厚木市の補助制度を例に、糸満市でも商標登録を支援できる仕組みを提案しました。
・阿波根西原地区などの市街化区域編入が進んでいないことを追及。那覇広域都市計画の見直しに合わせ、スケジュールを示すよう求めました。
(黄色で囲ったエリアはまだ市街化調整区域。市街化が進んでいるのに市街ではない。なんじゃ、そりゃ??クリニック、A&W、丸大、ラーメン屋、丸亀製麺、トヨタのお店などが立ち並ぶのに。。。)

議会での質問とあわせて、私は市内外で様々な取り組みに参加しています。自ら動いてみることも、市政を進める大事な力だと思うからです。
糸満市立中央図書館と協力して「ストームグラス実験教室」を開催し、子どもたちに科学の楽しさを伝えました。
その時のブログ

OIST推進議員連盟に所属し、研究者との連携を強化。今年、OIST研究者を糸満に招いて、理系キャリアについてのトーキングショーも予定しています。

ある陳情について、市と折り合いがつかないために解決せず、伝手を頼りしかるべき国の関係機関に調査を依頼しました。小さな声かもしれませんが、国に届けることができるのであれば届けて、問題解決に向けて動くことが議員の役割だと思っています。

とぅばらーま糸満大会では、進行台本づくりや舞台映像、演出の一部を担当。18年の歴史を持つ第9回大会を裏方として支えました。

W成人式では、40歳を迎える世代の交流の場を企画・運営しました。
その時のブログ

シニアバスケットボール大会の運営をサポートし、健康づくりと世代間交流を応援しました。


薬剤師・スポーツファーマシストの立場から、アンチ・ドーピング講習を実施。国民スポーツ大会へ進む若い選手が安心して競技に打ち込めるよう支援しています。
その時のブログ

この1年、市民生活に直結する「子育て支援・教育・文化・交通・地域経済」など幅広いテーマに取り組みました。
さらに議会外でも教育や文化、スポーツの現場に立ち、市政の枠を超えた活動を続けてきました。
糸満市を動かした!とハッキリ言えるのは、高等職業訓練促進給付金の予算追加と、粉ミルク・紙おむつ・朝食欠食児童への支援制度の設立、しまくとぅば普及促進事業の3つぐらいでしょうか。資格にチャレンジできる世帯数アップ、子どもに優しい糸満市に少し貢献できたこと、失われつつあるしまくとぅばの保全に役立てた気はします。
マイクロバスの更新などは他の議員も何度か要望していましたし、給食費の無償化はできていません。無償化については沖縄県の動向や国の動向によっては早期に実現可能かもしれませんが、糸満市単独では動く気がないと感じました。
中ぐらいの目標だと思っているのが、教育費予算を11市の平均並みにすることでしょうか。大きく予算が絡んでいることではありますが、現市長の『教育に待ったなし』という言葉を信じたいと思います。
色々と議会で発言してきましたが、できるだけ施策提案や事業評価については、数字上の根拠を用いるようにしてきました。効果の検証を行う際、指標となるものがなければ、良いものであったのか、それとも改善が必要なものなのかどうかという判断が明確に下せないためです。
私の選挙スローガン『子どもが主人公のマチへ!』、『イトマンをサムライのマチへ!』の基本方針は変えず、議場での質問と、現場での実践を通して、市民のみなさんの暮らしを少しずつでも良い方向に変えていけるよう、これからも挑戦を続けてまいります。
「ナッジ」とは“そっと背中を押す”という意味で、人が自然に望ましい行動を取りやすくなる工夫のことです。アメリカやイギリスでは行政で広く使われ、成果を上げています。
私は議会で何度もナッジを取り上げてきました。
令和6年9月:HPVワクチンや特定健診の受診率向上に八王子市の事例を紹介し、糸満市でも応用できないか提案。
令和6年12月:接種率・受診率を上げるため、はがきの書き方や送るタイミングの工夫を提案。
令和7年6月:横浜市の「YBiT」を例に、ナッジを専門に扱う部署を糸満市にも作れないかと提案。
なぜナッジにこだわるのか?
それは、限られた財源の中で効果を最大化できる方法だからです。新しい事業を増やすだけでなく、今ある制度を工夫してより良くすることが大切です。
そしてもう一つは、考えて実行する過程でワクワクが生まれること。職員が工夫し、その成果を実感できれば、やりがいにつながります。市民にとっても、職員にとっても、プラスになるのがナッジの魅力です。
私はこれからも、このナッジ理論を応用した「そっと背中を押す行政」を、糸満市で実現していきたいと思います。
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クロシマ アラタ/42歳/男
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