2025/6/11
こんにちは。
人は恋愛をしている時、脳内でオキシトシンというホルモンが分泌されて、幸せな気持ちを感じることが分かっています。別名、オキシトシンは幸福物資とも呼ばれています。昔、女友達に
「私、恋愛経験がなくて、恋愛ってどうすればいいんだろう?」
と相談を受けたことがあります。その回答として、
「オキシトシンって、恋愛していると脳で分泌されるホルモンなんだけど、相手が見つからないなら、とりあえず、オキシトシンを摂取して恋愛を擬似的に体感しておくのもいいよ😊」
うん、相手が求めている回答はそういうことじゃないよ。
と当時の私には伝えてあげたかったです。
さて、そんな小話はどうでも良くて、表題の件ですが、「ナッジ理論①」の回で、お話ししたように、様々な行政サービスに有効活用が期待できるナッジ理論は、実際にどういったことに使われているかご紹介したいと思います。
(参照元:自治体ナッジシェア)
事例「大腸がん検査の受診率向上について」
高槻市・八王子市・福井市などでは、大腸がん検査について、ちょっとした文面工夫で「受診率を2〜3割」へと向上させています。
例えば八王子市では、大腸がん検診で継続した検査を受ける必要がある人に大して、お知らせハガキの内容を「来年キットが届かなくなる」と伝える文言に切り替えたところ、切り替えていないグループと比較した時、受診率が22.7 → 29.9%(+7.2ポイント)に改善しています。
福井市では、お知らせのハガキの記載内容について、「手続きは簡単」と強調したり、「2000円割引き」とお得感を目立たせたり、、「1万人以上が受けている」と社会の動きを伝えたりすることで、従来比で最大、14.6 → 18.0%(+3.4ポイント)とアップしました。

事例「災害時における避難誘導について」
広島県における災害時の避難誘導での活用事例を紹介します。
災害時における事前準備として、避難場所の確保や把握は大事ですが、実際に行動に移してもらわなければ意味がありません。広島県では、2018年の豪雨災害時に実際に避難した住民の割合が自治体の想定を大きく下回りました。
全体の0.74%しか避難行動を実際に取りませんでした。
その結果を受けて、広島県は住民に行動を移してもらうには、その意識や行動を変容してもらわなければいけないと考え、ナッジ理論を試すことにしました。
そこで、住民に避難行動を促す案内文に
「あなたが避難すれば、みんなの命を守れます」
というメッセージを添えるだけで、いつものお知らせ文に比べると、受け取った市民の避難しなければという気持ちを2〜4ポイント向上させることが分かりました。

どの取り組みも、既存の行政サービスに少しの工夫を盛り込むことで、住民の意識や行動を改善させることができています。
今では色んな都道府県や市町村で、ナッジを使った取り組みがたくさんされてきています。
良い取り組みを真似て、そこから学び、より良い取り組みを生み出す。
主体性を持った情報発信や行政サービスが、糸満市をより良いマチに変えていくと思います。
引き続き、この考えを糸満市に対して、提案し続けていきたいと思います。
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クロシマ アラタ/42歳/男
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