2024/7/4
宇治市議会令和6年6月定例会における一般質問のご報告第7回です。
宇治市の教育DXについては、これまでずっと要望してきた計画について、今年度の4月に「宇治市教育DX推進計画~宇治市ICT未来っこ育みプラン~」が策定され、所管の文教福祉常任委員会にも報告がありました。大変ありがたいことだと思っています。
令和5年度より、小4~中3を対象とした「京都府学力・学習状況調査(学びのパスポート)」に併せて、宇治市では小学校2・3年生を対象に「宇治市統一学力調査(学びのステップアップ)」という項目反応理論に基づいた独自の学力調査を行っています。
そこで、授業改善といった教員・学校現場レベル、また教育委員会における教育政策立案検証について、これらの学力調査のデータを活用したテストで測ることのできる学力の向上の取組について確認しました。
市の答弁のポイントは
・学校現場では調査結果をもとに、学級・学年・学校の状況を分析し授業改善を図るとともに、タブレットを活用して子ども一人ひとりに応じたドリル学習等を実施
・市教委としては、学力定着に課題がみられた『読み解く力・書き表す力』の向上のために『効果のある宇治市方式を進めるアクションプラン』を進めている
というところです。
第1回の報告は、キャッチアップ接種の早急な普及啓発が必要 かどや陽平一般質問報告1(R6.6宇治市議会)
第2回の報告は、ダブルケア・ヤングケアラーなどケアラー支援を要望 かどや陽平一般質問報告2(R6.6宇治市議会)
第3回目は廃棄リチウムイオン電池収集場所を増設!かどや陽平一般質問報告3(R6.6宇治市議会)
第4回は高齢者・障碍者意思決定支援のため権利擁護センター設置!かどや陽平一般質問報告4(R6.6宇治市議会)
第5回は就職氷河期世代の福祉的側面からの支援 かどや陽平一般質問報告5(R6.6宇治市議会)
第6回は能登半島地震を教訓とした将来の消防対策 かどや陽平一般質問報告6(R6.6宇治市議会)
タブレットをはじめとした教育用のICT機器については、従来の文房具と同じようなものだと、よく市の教育関係者の方からお聞きをします。まさに、鉛筆とノート、チョークと黒板といった文房具の使い方について深刻な格差がないように、また、文房具そのものの使い方よりもそれを使用して何をするかに教育の主眼があるように、教育現場においてICT機器がほかの文房具と同じく当たり前の存在になるように努めてもらいたいです。
教育DX推進計画の中で、教育データの利活用についての記述があります。これも以前の質問にて確認しましたが、宇治市においても項目反応理論に準拠したテストによる独自の学力調査を行い、京都府実施分も合わせて、データに基づく授業改善や教育政策立案が可能になりつつある、と認識しています。
そこで、全国学力学習状況調査だけでない、自治体独自の学力調査から得られるデータを活用した、テストで測定可能な学力向上の取組について、「教育データを活用した指導・支援の充実」といった教員・学校現場のレベル、また教育委員会における「データに基づく政策立案」のレベルでそれぞれ確認をしました。
市の答弁は
「本市では、全国学力・学習状況調査に加え、昨年度より、府独自と市独自の調査を実施している。『京都府学力・学習状況調査(学びのパスポート)』では、小学校4年生から中学校3年生までを対象に、児童生徒一人ひとりの学力の伸びや学習状況等の変容を確かめることを目的とし、また、『宇治市統一学力調査(学びのステップアップ)』では、小学校2・3年生を対象に、低学年期から強みと弱みを保護者と共有する等、基礎学力の定着と家庭での学習習慣の確立を目指すことを目的とし実施している」
「学校現場では、これらの調査結果をもとに、学級、学年、学校の状況を分析し授業改善を図るとともに、タブレットを活用し子ども一人ひとりに応じたドリル学習等を実施」
「両調査とも本年度が2回目の実施となることから、今後、個々のきめ細やかな変化を的確にとらえ、より個に応じた学びの充実に努めいきたいと考えている」
「また、市教委としては、学力定着に課題がみられた『読み解く力・書き表す力』の向上のために『効果のある宇治市方式を進めるアクションプラン』を進めている」
「今回の調査結果を分析し、アクションプランの取組を充実させる政策立案を行い、市全体の学力向上に取り組んでいきたい」
とのことでした。
市独自、府独自の学力調査についても今年度で2年目ですので、データの蓄積もこれからかと思います。基礎自治体でも項目反応理論に基づいたテストを行い、そのデータに基づいた授業改善、教育政策立案・検証ができるのは大変な進歩だと思います。また、きっちりと政策提言することで教育DXの計画が実現したことは大変ありがたいことです。教育政策のEBPMについては引き続き積極的に政策提言してまいります。
これまでの教育DX、教育ICT化についての政策提言については、
宇治市内小中学校教育DXの状況について かどや陽平一般質問報告その2(R5.12宇治市議会定例会)
教育政策のデジタルトランスフォーメーションを提言(宇治市議会12月定例会一般質問その4)
低調な教育用Wi-Fiルーター貸出率(宇治市議会12月定例会一般質問その3)
宇治市公立小中学校のタブレット活用の現状(令和3年3月定例会一般質問報告その4)
宇治市の教育ICT化の点検・評価・検証と教育格差(令和3年3月定例会一般質問報告その5)
宇治市内の公立小中学校オンライン教育開始の見通し(令和3年9月13日文教福祉常任委員会)
宇治市の教育施策立案時におけるEBPMについて(宇治市議会令和4年3月定例会一般質問報告その6)
宇治市教育DX推進計画策定の必要性について(宇治市議会R5.6定例会一般質問その5)
宇治市教育DX推進計画の検討内容について(宇治市議会R5.6定例会一般質問その6)
をご参考下さい。
宇治市議会議員 かどや(角谷)陽平 公式ホームページ

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