2026/3/11
避難所の感染症対策 ― これまでの提言と宇治市の訓練
東日本大震災から15年を前に、宇治市において避難所運営訓練が実施されたことが、京都新聞で報道されました。
今回の訓練では、京都府とハウスクリーニング大手のダスキンが協定を締結し、民間企業のノウハウを活用しながら、避難所の衛生環境の維持や感染症対策について実践的な訓練が行われました。
吐しゃ物の処理方法や防護服の着脱手順、トイレの清掃方法、発熱者の隔離スペースの設置など、避難所の衛生環境を守るための具体的な技術を学ぶ内容となっています。
災害時の避難生活では、避難生活の長期化によって体調を崩したり命を落とす「災害関連死」が問題となります。
その大きな要因の一つが、避難所の衛生環境です。
この点について、私はこれまで議会でも取り上げてきました。
避難所での感染症対策を議会で提言
令和2年9月定例会の一般質問では、避難所における感染症対策について質問しました。
新型コロナウイルスの流行によって、避難所の感染症対策の重要性が改めて明らかになったからです。
避難所で問題となる感染症は、新型コロナだけではありません。
ノロウイルス、インフルエンザ、感染性胃腸炎など、多くの感染症が発生する可能性があります。
そのため私は議会で、
などについて、市の考えを質しました。
これに対し市は、
を進めていくと答弁しました。
私は要望として、
感染症対策には医学的知見が必要であることから、
保健所など関係機関と連携しながらマニュアルの改善と普及を進めてほしいこと、
また訓練や広報を積極的に行い市民の安心につなげてほしいことを求めました。
民間企業と連携した今回の訓練
今回の訓練は、こうした課題を踏まえた取り組みの一つと言えます。
京都府はダスキンと協定を締結し、災害時に避難所の清掃や衛生管理について協力を受ける体制を整えました。
訓練では、
など、避難所の衛生環境を守る具体的な方法を学んだとのことです。
災害対応では、行政だけでなく民間企業の専門的な知識や技術を活用することが非常に重要です。
避難所環境の改善は「命を守る防災」
災害時に命を守るためには、
など、避難所の環境そのものを改善していくことが欠かせません。
避難所の環境が悪ければ、体調を崩したり感染症が広がったりし、結果として災害関連死につながります。
私はこれまでも議会で
などを提言してきました。
これまでの防災減災に関する政策提言は、
能登半島地震を教訓とした将来の消防対策 かどや陽平一般質問報告6(R6.6宇治市議会)2024/7/3
クラウドシステムによる宇治市の防災力向上について(宇治市議会令和4年12月定例会一般質問その1)
消防団の大規模災害対処能力向上を提言(宇治市議会12月定例会一般質問その2)
今回の訓練は、その重要性を改めて示す取り組みだと感じています。
今後に向けて
災害はいつ起こるか分かりません。
だからこそ、
を積み重ねていくことが重要です。
避難所の環境改善は、市民の命と健康を守るための重要な防災政策です。
今後も、避難所環境の改善や感染症対策の充実に取り組んでいきたいと思います
宇治市議会議員 かどや(角谷)陽平 公式ホームページ

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