2024/12/15
こんにちは。兵庫県川西市議会議員の長田たくや(ながたく)です。
10月3日の川西市廃棄物減量等推進審議会を傍聴しました。
議事録がUPされていましたので、”これはどうなん?”というポイントをご紹介します。文字が多くて申し訳ないですが、後半だけでも読んでほしいです。こんなことが繰り広げられていたことを知ってほしい。
参照:議事録(リンク)

傍聴時にもPCで記録していたのですが、あまりにもアレだったので途中からあきらめました。
冒頭ではこんなやりとりがあります。

この組成分析とは、出されたごみ袋の中身をひっぺ返して、”あ~!これリサイクルに回さなあかんのに入れてる~!!”とか、これを本気で調査しているわけですよ・・・税金使って。私は、リチウムバッテリーなどが混入し、火災になればその対処に多くの税金がかかるのだから、こんな組成分析よりも、それが混入されないような手立てを講じる方が優先順位が高いでしょうと一般質問で申し上げました。
こうした優先順位の感覚が、審議会には欠けているように思えてなりません。燃えるゴミに、プラスチックが混入されていようが、処理センターでは問題なく高温で熱して、その熱で電気まで作っているというのに・・・。問題は、火災の原因や従業員を傷つける鋭利な刃物の混入でしょう。
このあたりの話を聞いていたら頭痛がしてきました。審議会会長の方は有識者(大学教授)であるため、あえて辛辣に書きます。
専門家なのに数字的、学術的なことは一切発言がないんですよね。アメリカのリサイクルセンターから破砕時に発生するマイクロプラスチックが河川に流出しているレポートのことはご存知ないのでしょうか(リンク)。
そして続きざまに、プラスチックにくっついているシールについて熱弁されていました(やばいやろ)。

そしてこの発言には、辟易とした気持ちになりましたね。

誰もごみ処理が、”ただ”なんて思っていないですよ。税金支払っているのだからそのサービス対価でしょう?ごみ処理に、”受益者負担”という考え方を入れ込みたいのでしょうけど、ほな、警察にお世話になったらお金払ってるの?その受益者負担は無視ですか~?病気は受益者負担がありますが、高額医療費制度は、その考え方ふっとんでますよね。ごみも、医療も、警察も同じインフラではないでしょうか。
税負担の観点で言いますと、ごみが多い家庭の人は、家族も多いとかペットがいるとかで、相対的に消費税を多く支払っていますよね。無からゴミは出ません。有からゴミが出るとしたら、その”有”を拾ってこない限り、税を支払い購入しているのですよ。
今回はじめて参加された市民委員の方の発言です。合理性がある発言をしていたのは、この方おひとりでした。

その通りなのです。ごみ減量の市民ミーティングを題して、中身は、ごみ回収の有料化ありきで話が進んでいました。タイトルに有料化の”ゆ”の字もない。普通の人は日々の生活で忙しいのですから、ごみ減量なんぞに興味もありません。でもゴミ袋が有料となれば話は異なりますよね。それを隠して市民と意見交換をしたという既成事実を作ろうとしていると、思われても仕方がないのです。
そして他の審議委員(市民)の方は、おそらく偏った情報が与えられているのだと思われます。

尼崎のシールというのは、粗大ごみのことですね。そして示し合わせたかのように、阪急川西の関係者が、自分のところのごみを関西再資源化ネットワークを通じて、炭化処理して貢献しています!(フン)みたいな発言されていました。

このできた炭が肥料になったりするそうです。燃料にもなるのかな。
問題は、集めた食品ロスがトラックで運び込まれ、さまざまな過程を経て処理されていますね。その時に使われるガソリン、電気、水これらは無視ですか?堆肥化は、微生物による処理ですが、これは明らかに炭化炉や排ガス処理に多くの燃料や電気を使用しているのではないでしょうか。
食品と木くずが炭素だけになった!やった~!の裏で起こっていることは、ミナイミナイミナイミナイミナイ…。
食品ロス自体をなくした方がいいですね。
次に事務局が袋の値段のことを言っています。気が早いことですな。

もし指定袋を作っている会社が値上げしたらどうなるの???という根本的な議論はありませんでしたな。
そして、この発言した方の名前を、武士の情けで書きはしませんが本当にひどかった。見学者の方が騒がしい?有料化の無意味さを勉強している可能性もあるじゃろがい!。大多数?5000人中66人が大多数???

有料化してメリットというのは、かなり一部の方だけですね。ごみステーションの整備などに充てられている自治体もありますが、マンションの方にはなんらメリットはありません。ごみ減量という謎の目標のためだけに、指定袋に手数料が上乗せされているゴミ袋を買う事になるのですよ。

副会長さん、”負担感をちょっと軽減するような情報発信”というは、それは”イメージ操作”と言いまして、プロパガンダのようなものです。負担感ではなく、負担が増えるのが”有料化”ですよ。ごみ袋有料化して、市税を10%下げるならば負担感と言ってもいいかもですが。


皆さんの自治体でも指定袋のところあるでしょう。次は有料化が見えるそうですよ。
麻薬と同じ。ダメゼッタイ。引き返せないですよ。そして、メリットを強調するように頼まれたそうです。私、これ問題だと思っているんですよね。専門家を招聘し、自治体のやりたいことを進めるための審議会を開くというのは、本来の主旨なのでしょうか?専門的見地から、川西市にとってベストチョイスを調査・提案・議論するのが本来の目的ではないのでしょうか。
一番怒りに感じたのは、ごみ有料化=意識が高いというステレオタイプを導こうとしている点です。ガクっと下がるは、ごみの量のことですよね。下がらなかったらさ、どう責任取るのでしょうか。私の調査では、ガクっと下がることは近年では見られませんね。
会長:花田 眞理子 氏 大阪府立環境農林水産総合研究所 客員研究員
《参照:川西市ごみ有料化問題 関連記事》
【⑧】 またゴミの話です(新情報あり)2024/11/30
【⑦】 調べるほどどう考えても意味がない2024/10/10
【⑥】ごみ有料化は大きな意味をなさなかった 2024/9/3
【⑤】 ごみ有料化は不要だ 【データを解析して強く思う】2024/8/31
【④】 有料化を考えるため、その幻想をぶち壊す!2024/6/10
【③】 有料化を考えるため、データの見方を変える2024/6/7
【②】 有料化を考えるため必死にデータを分析中2024/6/4
【①】 ごみ減量を考える市民ミーティング2024/5/23
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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