2024/6/10
こんにちは。兵庫県川西市議会議員の長田たくや(ながたく)です。
ごみ有料化問題の第4弾です。
今回は、元も子もない話をします。
前回:有料化を考えるため、データの見方を変える
■ 浜松市のアンケート結果
静岡県浜松市では「ごみ有料化」に関するアンケート調査をしています(2023年)。
ごみの減量が必要な理由は?の問いに、なんと65%の人が二酸化炭素を減らすため!と思い込んでいました。

その幻想をぶち壊す!
■ 現実をみましょう
家庭からの直接的なCO2排出量はたったの「4.7%」です。
電気を使用分を加味したとしても「14.9%」となります。

家庭からのCO2排出量うち、ゴミから発生するのはその中でもたった「3.9%」です。

お湯や自動車からの方が断然にCO2発生が多いわけです。減らしたいならば、ごみ減量ではなく、お湯を使うのをやめる、なるべく自転車に乗る。例えゴミがゼロになっても影響が皆無ではあることがわかりますよね。
【より俯瞰してみましょう】
いいですか。廃棄物からのCO2排出量は、全体の「2.7 %」です。産業ごみは家庭ごみの9倍量ですから、これを含んでいると考えると、いかに家庭ごみが全体に影響するボリュームが小さいかわかります。
■ 注意点と狂った考え方
このようなデータを紹介してなんですが、ゴミに関しては真に受けてはいけない部分があります。
※ごみ処理は、以下の排出源のうち、生活系ごみ由来分を推計したもの。
- 石油由来の一般廃棄物(プラスチック等)の焼却によるCO2(非エネルギー起源CO2-廃棄物の一部)
- 廃棄物処理施設で使用するエネルギー起源CO2(業務その他部門-他サービス業の一部)
つまり「燃えるゴミ」に関してはカウントしていないようです。したがって、家庭部門の3.9%という数値は2倍程度には増えるかなと考えられます。いずれにしろ、10%も行かないですよということです。
【狂った考え方】
理由が笑えるのですが、「食品など燃えるゴミは、元々存在していたCO2が燃えるだけなので地球にとって±0だ」
一方、「プラごみ等は石油を掘り出して燃やしたのだから、発生したCO2は地球にとってプラスだ」という神秘的な発想なのです。
正直、頭が痛くなりますが、これがグローバルスタンダードらしいのです…狂っている…
プラスチックストローはダメだけど、紙ストローは良しの発想。
木で作られた紙は、燃やしても二酸化炭素は±0。でも、プラスチックストローは石油を掘り出しているから地球にとってプラス。
メガソーラーも、森林をいくら切っても±0。だけど太陽光で発電した分、化石燃料を使わずに済むから地球にとってマイナス。
脱炭素真理教、ほんまにやばいでしょ?
浜松市のアンケートを取り上げましたが、川西市でも同じような「イメージ」を持っている方が多いと思います。それは全体量の情報がインプットされていないからなのです。
もはや脱炭素が「一大ビジネス」になっていて、どれだけ正論言っても押しつぶされるのがよくわかります。超絶おかしな理論のもと、「ごみ減量」が導かれて「有料化」、すなわち「ビジネス」が生み出されているのです。困ったもんだよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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