選挙ドットコムはJX通信社と共同で、6月15日(土)、16日(日)に日本国内の18歳以上の方を対象としたハイブリッド調査(電話調査とインターネット調査を同じ設問で同時に行う方式)による全国意識調査を実施しました。
このコラムでは、今回の調査でのオリジナルの設問である「次の自民党総裁」や「次の立憲民主党代表」に関する設問、「政治資金規正法の改正案」などの回答結果を紹介します。
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「参議院で審議が行われている政治資金規正法の改正案は、パーティー券を購入した人を公開する基準額を「5万円超」に引き下げ、政策活動費の領収書を10年後までに公開するとしていています。あなたは、今回の改正案を評価しますか?」と聞いた結果が上の図です。
電話、ネット調査ともに半数近くが「全く評価しない」という厳しい見方を示し、評価する(「大いに評価する」と「ある程度評価する」の合算)との回答を大きく上回りました。
「自民党の総裁選が秋に予定されています。あなたは、次の自民党総裁として最もふさわしいのは、次のうち誰だと思いますか?」と聞いた結果が上の図です。
報道などで候補として名前が挙がっている8人を含めた以下の10択から回答を選んでもらいました。
電話調査とネット調査ともに個別名の選択肢でトップだったのは石破氏でしたが、2位以下は回答が異なりました。電話調査では、小泉氏、上川氏、高市氏、岸田氏の順でした。ネット調査では高市氏、河野氏、小泉氏、上川氏の順に続きました。
自民党支持層に絞ると、さらに回答が分かれました。電話では石破氏(19.2%)、岸田氏(16.9%)、小泉氏(12.8%)、一方のネットでは石破氏と高市氏が15.3%、河野氏が13.5%でした。
「立憲民主党の代表選が秋に予定されています。あなたは、次の立憲民主党代表として最もふさわしいのは、次のうち誰だと思いますか?」と聞いた結果が上の図です。
報道などで候補として名前が挙がっている8人を含めた以下の10択から回答を選んでもらいました。
両調査で野田氏がトップになり、泉氏と枝野氏が続きました。立憲民主党支持層に絞っても、野田氏(電話27.0%、ネット29.2%)、泉氏(電話18.9%、ネット16.7%)、枝野氏(電話16.4%、ネット20.8%)同様の傾向が見られました。
「来年にもiPhoneにマイナンバーカード機能が搭載され、手元にカードがなくても身分証明書や公的証明書の発行などが可能になる予定です。あなたは、今後マイナンバーを活用したいと思いますか?」と聞いた結果が上の図です。
3択で活用意向を尋ねたところ、電話、ネット調査ともに「活用したいと思わない」が他の選択肢をやや上回りました。
今回の選挙ドットコムリサーチの結果は、6月18日に公開予定の「選挙ドットコムちゃんねる」でJX通信社の米重克洋氏が解説しますので併せてご覧ください。
【調査概要】
調査は令和6年6月15日(土)と16日(日)に実施。日本国内の18歳以上の方を調査対象とし、有効回答数は電話調査(JX通信社との共同実施)で984件、インターネット調査(Gunosyリサーチを使用)で1000件を取得。電話調査は無作為に電話番号を発生させるRDD方式をオートコールで実施。ネット調査はスマートフォンアプリ(Gunosy)のダウンロードユーザーを対象にしたアンケートツールにより実施。各数値は小数第2位以下を四捨五入。
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