選挙ドットコムはJX通信社と共同で、10月14日(土)、15日(日)に日本国内の18歳以上の方を対象としたハイブリッド調査(電話調査とインターネット調査を同じ設問で同時に行う方式)による全国意識調査を実施しました。
「あなたは普段、どの政党を支持していますか?」と聞いた結果が上の図です。
全体的に大きな変動はないものの、自民党の支持率は電話とネットで明暗が分かれました。
電話調査では前月比1ポイント増となりましたが、ネット調査では調査を開始した2019年11月以来初めての1桁となりました。
また、ネット調査で「支持する政党はない」と回答した割合が先月より約4ポイント増の75%となり、過去最多を更新しました。
「あなたは、次に行われる衆院選の比例代表では、どの政党に投票したいと思いますか」と聞いた結果が上の図です。
「あなたは、岸田内閣を支持しますか」と聞いた結果が上の図です。
電話調査では先月に30%台に持ち直した支持率が再び20%台に下がりました。一方のネット調査では、4カ月連続で不支持率が伸び、支持率が下がる結果となりました。
「岸田首相は先月、内閣を改造しました。内閣の顔ぶれを見て、あなたは、岸田首相の今回の人事を評価しますか。評価しませんか。」と聞いた結果が上の図です。
電話調査、ネット調査ともに「評価しない」が「評価する」を上回りました。
「10月からインボイス制度が始まりました。あなたは、インボイス制度に賛成ですか。反対ですか。」と聞いた結果が上の図です。
「どちらとも言えない」がネット調査で約半数、電話調査では4割を占めました。
「首相の衆院解散を制限する法案を、野党が秋の臨時国会で提出する方針です。あなたは、首相の衆院解散を制限すべきだと思いますか。」と聞いた結果が上の図です。
「どちらとも言えない」が最多を占めた一方で、それぞれ賛否が拮抗しました。
「あなたは、作家の百田尚樹氏が設立した設立した『日本保守党』をどう見ていますか。」と聞いた結果が上の図です。
先月に同党が立ち上げたX(旧Twitter)のフォロワー数が2週間で、国政政党を抜いたことが話題になりましたが、今回の調査では、「知らない」と答えた割合が7割を占め、「知っている」と回答した層では「支持しない」が「支持する」を上回る結果となりました。
電話調査とネット調査で差が出なかったことも特徴です。
今回の選挙ドットコムリサーチの結果は、10月17日に公開予定の「選挙ドットコムちゃんねる」でJX通信社の米重克洋氏が解説しますので併せてご覧ください。
【調査概要】
調査は令和5年10月14日(土)と15日(日)に実施。日本国内の18歳以上の方を調査対象とし、有効回答数は電話調査(JX通信社との共同実施)で991件、インターネット調査(Gunosyリサーチを使用)で1000件を取得。電話調査は無作為に電話番号を発生させるRDD方式をオートコールで実施。ネット調査はスマートフォンアプリ(Gunosy)のダウンロードユーザーを対象にしたアンケートツールにより実施。各数値は小数第2位以下を四捨五入。
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