
4月8日に告示された西宮市長選では、無所属で新人の本井敏雄氏(67)、無所属で新人の石井登志郎氏(46)、無所属で新人の中川暢三(ちょうぞう)氏(62)、自民・公明の両党が推薦する無所属で新人の吉岡政和氏(43)、共産党が推薦する無所属で新人の上田幸子氏(70)、無所属で新人の村上博氏(57)の6名が立候補しました。投開票はあす4月15日に行われます。
今回は市政の信頼回復と、防災対策、市長給与のカットなどが争点と考えられています。

本井敏雄氏は兵庫県西宮市の生まれで現在67歳です。大阪大学、大阪大学大学院土木工学専攻を修了後、1977年に兵庫県土木部交通政策課に勤務。兵庫県まちづくり担当部長を経て、2010年から2014年には西宮市副市長に就任しました。2014年には株式会社柄谷工務店に入社。2017年に同社を退職しています。
本井氏は、現市政の子育て・福祉の施策や公共施設の再配置などが場当たり的と批判。「西宮のシティブランドも最近失われつつある。都市間競争に勝ち抜き、衰退しないまちづくりを目指したい。長い行政経験も生かす」と抱負を語りました。

石井登志郎氏は兵庫県芦屋市の生まれで現在46歳です。慶應義塾大学総合政策学部を卒業後、神戸製鋼所勤務を経て、ペンシルベニア大学大学院で公共政策学修士課程を修了。日本総研創発戦略センター副主任研究員を経て、参議院議員・鈴木寛氏の政策担当秘書になりました。
国政への初挑戦となった2005年の第44回衆院選では、96,003票を得るも落選。2009年の第45回衆院選では、176,017票を得て初当選します。その後は2012年の第46回衆院選、2014年の第47回衆院選で続けて落選となりました。
石井氏は「子どもが生まれて地域活動をする中で、市民と市政の遠さに問題意識を持った」と、立候補の理由を説明。就学前や生涯学習の充実に力を入れ、市長給与の削減で範を示し、財源確保をすると述べました。

中川暢三氏は兵庫県加西市の生まれで現在62歳です。信州大学経済学部を卒業後、鹿島建設に入社。1980年には松下政経塾・第1期生として入塾しています。2016年には一般財団法人新国際学術センター理事長、一般社団法人新地域創生機構理事長に就任しました。
2005年の加西市長選挙で初当選します。2007年の同選挙では、12,236票を得て再選を果たしました。
中川氏は立候補表明会見時、新聞社の取材に対して「西宮は停滞感があり、ポテンシャル(潜在能力)を生かす市政が必要だ」と意欲を語りました。

吉岡政和氏は西宮市生瀬町の生まれで現在43歳です。近畿大学商経学部経営学科を卒業後、1999年には中山正暉建設大臣(当時)の秘書となりました。 2003年の兵庫県議会議員選挙では落選するも、2007年の西宮市議会議員選挙で4,041票を得て初当選します。2011年の同選挙では3,487票を得て再選。 2015年の兵庫県議会議員補欠選挙では、22,907票を得て初当選。同年の同選挙で14,484票を得て再選を果たしました。
吉岡氏は会見で、待機児童解消の施策拡大、高齢者のニーズにあった施策の実行などを政策としてあげ、学校教室不足対策としてのマンション建設抑制を図る現在の施策に関し、「規制を外し、人口を増やす。校区編成を見直してケアする」と述べています。

上田幸子氏は兵庫県西宮市の生まれで現在70歳です。化学メーカー社員などを経て、1987年の西宮市議会議員選挙で初当選。1999年の同選挙では2,752票、2003年には2,551票、2007年には2,466票、2011年には2,969票、2015年には2,953.490票を得て、8期連続で当選を果たしました。
上田氏は、前今村岳司市長が新聞記者に「殺すぞ」などと暴言を吐き、その後辞職したことに関し、失われた信頼の回復に努めたいと語りました。また、現市政の財政が有効に使われていないと指摘。高齢者の路線バス運賃半額、保育所の増設、子どもの医療費無料制度の所得制限撤廃などを政策としてあげました。

村上博氏は大阪市の生まれで現在57歳です。大阪市立大大学院医学研究科を修了後、西宮市立中央病院小児科医長などを経て、2003年に西宮市内で小児科医院を開業しました。 2015年の西宮市議会議員選挙では、2,154.860票を得て初当選しています。
村上氏は「市議として市政を変えるのに限界を感じ、出馬を決めた」とし、おたふく風邪ワクチンの無償化、待機児童の解消、公文書管理と情報公開の徹底を公約としてあげました。また、中央運動公園・中央体育館の市の再整備計画は再検討すべきと語りました。
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