4月8日に告示された浅口市長選は、自民・公明の両党が推薦する無所属で現職の栗山康彦氏(63)、無所属で新人の福田玄氏(36)の2名が立候補しました。投開票はあす4月15日に行われます。
今回は3町合併で誕生した浅口市が発展するための施策として、雇用・地元産業振興・教育・子育て支援などが争点と考えられています。
栗山康彦氏は1954年12月25日、岡山県浅口郡鴨方町の生まれで現在63歳です。金光学園高等学校を卒業後、千葉商科大学商経学部に進学。同大学を卒業後、1979年に栗山精麦に入社します。 2003年には岡山県議会議員選挙に浅口郡選挙区から自民党公認候補として立候補し、11,190票を得て初当選します。 2006年に市長選に立候補するため県議を辞職し、2006年の浅口市長選挙では自民党公認候補として立候補し、11,269票を得るも落選します。その後、2010年の浅口市長選挙では、12,710票を得て初当選しました。2014年の同選挙では、無投票で再選しています。
栗山氏は自身のホームページによれば、政策理念として「浅口市を一歩先へ!」を掲げ、 政治の基本責任・個性と魅力を活かす・未来を創造する、 などをあげています。
また、2017年12月4日に行われた市議会本会議で市長選への対応を問われ、教室へのエアコン設置や企業誘致、都市計画区域の見直しなど、これまでの実績を強調。「引き続き信託を頂けるなら、『(2006年の)3町合併で浅口市が誕生してよかった』と言っていただけるよう、全身全霊を傾け職務に取り組みたい」と抱負を述べました。
福田玄氏は1981年12月6日、岡山県鴨方町深田の生まれで現在36歳です。岡山県立倉敷商業高校、横浜市立横浜商業高校を卒業後、拓殖大学北海道短期大学に進学。2004年には編入した拓殖大学政経学部を卒業しています。同大学を卒業後、トランス・コスモス株式会社を経て、衆議院議員・柚木道義氏の公設第一秘書となります。 2014年の浅口市議会議員選挙では1,214票を得て、最年少で初当選しました。総務文教委員会副委員長、広報特別委員会委員、都市計画特別委員会委員などを歴任しています。
福田氏は自身のホームページで、
・働き方をもっと自由に地元産業をもっと強く
・浅口に生まれた子どもは、浅口が育てる
・最期まで自分らしくいられるように
を政策理念としてあげています。
また、「市の施策は大きなビジョンが欠けており、現状にマッチしていない。自らトップに立ち、このまちを変えたい」とし、給食費無償化、求職者と人材不足の企業とのマッチングの仕組み、高齢者が買い物や移動に困らないシステム作りなどを選挙公約としています。
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