選挙ドットコムが2024年10月27日投開票の衆議院議員選挙に合わせて実施した「投票マッチング」は約170万回ご利用いただきました。このコラムでは、投票マッチングの最終集計結果を大発表!マッチング率が高かった政党は?そして、関心が寄せられた政策とその賛否は?
まず、今回の利用者層を紹介します。
年代別にみると、多い順に「18~29歳」32.6%、「30代」が26.1%、「40代」が17.5%でした。
支持政党は「支持する政党はない」が最多で、79.9%を占めました。
男女別では、女性が50.6%、男性が41.8%、「回答しない」が7.1%、その他0.5%でした。
投票意向をみると「必ず投票にいっている」61.7%、「たまに投票にいく」24.3%、「投票に行っていない」14.0%の順でした。
今回の投票マッチングは若年の「無党派層」に多く利用していただきました。
投票マッチングでは、利用者にとって「重点度が高い」質問項目を3つ選択してもらっています。その結果は以下の通りになりました。
- 「消費税を10%から引き下げるべきですか?」43.2%
- 「少子化対策と高齢者福祉を比較した場合、少子化対策に財源を優先して配分すべきですか?」40.8%
- 「税金や保険料の負担が発生する『年収の壁』を撤廃すべきですか?」27.5%
- 「公的年金を積立方式に移行すべきですか?」25.0%
- 「高校の授業料を無償化すべきですか?」18.3%
年代別に重視する割合が分かれた設問もありました。
「少子化対策と高齢者福祉を比較した場合、少子化対策に財源を優先して配分すべきですか?」は重視する割合が「18~29歳」47.1%、「30代」48.8%と約半数に上った一方で、「60代」は27.2%、「70代」は21.9%でした。高齢者層より、若年層の方が少子化対策への関心が高いことが浮かび上がりました。
最後に、今回の投票マッチングで利用者とマッチングした政党を紹介します。今回は公職選挙法に基づく国政政党10政党がマッチングの対象です。
最多は国民民主党で27.0%、公明党が15.0%、日本維新の会が14.3%と続きました。
最後に、関心が高かった政策に関する利用者と政党の賛否を紹介します。
利用者の回答で最も多かったのは「賛成」でした。「賛成」と回答した政党は、日本維新の会、日本共産党、国民民主党、れいわ新選組、社会民主党、参政党、みんなでつくる党の7政党です。
自由民主党と立憲民主党は「反対」、公明党は「やや反対」でした。
以上が、今回の衆院選投票マッチングの結果でした。
選挙ドットコムでは今後も国政選挙や各地方選挙での投票マッチングを予定しております。ぜひあなたの大切な投票先を決めるためにご活用ください。
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