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2024年8月24日に公開された動画ではゲストに国民民主党代表・玉木雄一郎衆院議員をお招きし、立憲民主党の代表選の注目ポイントについて語っていただきました。
立憲代表選で、民主党政権時代に逆戻りをしたら未来はない?!
【このトピックのポイント】
玉木氏のプロフィールは以下の通りです。
玉木氏は、1969年生まれの香川県出身です。
東大法学部卒業後、大蔵省(現財務省)に入省しました。
2009年の衆議院議員選挙で初当選し、以後、5回当選。
民進党、希望の党で要職を務められ、2018年から現在まで、国民民主党の代表を務めています。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして玉木氏に回答していただきました。
テーマに沿った国会議員の方を「あえて他党から」選んでもらう企画「◯◯な政治家3選」!
最初のテーマは「二次会まで飲める国会議員」です。玉木氏は以下の3人を選びました。
麻生氏を選んだ理由はずばり「お金持ってるから」、「二次会まで飲める、というよりは二次会に行きたいと思う」と笑いを誘いました。
北神氏については「面白い人なので」と、「歴史にすごく詳しいので、二次会では歴史談義がしたい」と話しました。
宮澤氏は今年4月に女性問題で議員辞職をしましたが、その前にも自民党裏金問題について派閥の指示や口止めがあったことなどを告白して話題になりました。玉木氏は「裏金問題やパパ活疑惑が実際どうだったのか全部吐いてほしい」と理由を話しました。
2問目は「歌がうまい国会議員3選」!玉木氏が選んだのは……?
林氏は自民党所属の国会議員で組んだバンド「Gi!nz(ギインズ)」のメンバーでもありますが、玉木氏はピアノバーに一緒にいった思い出があるといい「そこでも上手だった」と振り返りました。
山口氏とは今年8月の全国戦没者追悼式で隣り合わせ、「国家斉唱」の際に「君が代がビブラートが利いててめちゃくちゃうまかった」と感動したことから選んだと話します。
今井氏は、1990年代に一世を風靡したダンス&ボーカルグループ「SPEED」のボーカルです。玉木氏は「SPEEDを現役で聞いていた世代としては聞いてみたい」と笑顔を見せました。
さて、最後は「無人島に一緒に行ける国会議員」ですが……玉木氏は「いないよ!」と即答。ただ、無人島での無聊を慰めるためなら、と前置きして日本維新の会で党員資格停止処分を受けた足立康史衆院議員の名を挙げて「不遇で辛そうだけど、そのお話をきいても良いかな」と答えました。
本日のテーマは「立憲民主党代表選のどこに注目?」です。
MC伊藤「今回の立憲民主党の代表選をどのようにご覧になっていらっしゃいますか?」
自民党の総裁選では、4期の小林鷹之氏、5期の小泉進次郎氏が名乗りを上げ「インパクトは大きい」と玉木氏は分析します。
自民党に対抗するなら(立憲民主党の代表選でも)「5期生、4期生、3期生ぐらいが出てきて、戦うぐらいしなきゃいけないんじゃないかな」とコメントしました。
また立憲の代表選や自民党総裁選の中身については、以下の2点に注目していると述べました。
1つ目の政治とカネの問題については「自民党と立憲が実は似ている」と玉木氏。
両党とも「政治とカネの問題に関してなんか曖昧」とコメントしました。
例えば、旧文通費について両党とも「全面公開」とは言いません。
自民党はもちろん言わないけど、枝野氏も「透明化」と曖昧な表現。
国民民主党は、2年前から旧文通費を公開しています。
玉木氏「キチッと言えるかどうかは問われますよね!」
政策活動費では、領収書を10年後に公開するという与党の対応に「公開じゃないでしょ。そんなの!」と玉木氏は痛烈に批判しました。
枝野氏は「政策活動費の透明化」と、こちらも曖昧な対応……。
国民民主党は、政策活動費を廃止しています。
玉木氏は「あんなザル法を変えられるか、穴が空きまくってるザルにきちんと蓋ができるかどうかが、立憲民主党に問われている」と述べました。
玉木氏は「立憲民主党の最大の課題は、経済政策がダメダメですよね」と辛口のコメント。
玉木氏「とても、政権を担えるとは思えない。今の自民党と立憲の候補者に共通して言えるのは、誰1人減税と言ってない」
今、国の懐はすごく豊かになり、来年はプライマリーバランスが黒字化すると見込まれています。
一方、国民の懐は豊かになっていません。
賃上げしたにも関わらず税金や社会保険料で取られるため手取りが増えない状況に……。
MC伊藤「物価高騰もありますし……」
玉木氏「だから、ちゃんと対応できる政策を出せるかどうか」が重要だと語ります。
玉木氏は「そもそも野田さんは増税したい人だし。枝野さんは消費税減税と言ったのは間違いだって言ってるし、泉さんは何も言ってない」とコメントし、「経済政策において、自民党と立憲民主党はすごい似てる」と玉木氏は分析しました。
MC伊藤「一緒の時期に選挙をするとなおさらわかりますね」
続けて、玉木氏は「私がもし野党第1党の党首だったら、『所得税の恒久減税と、医療制度改革をしっかりやって、その代わり社会保険料を引き下げます。現役世代の手取りを確実に増やします』というメッセージで、自民党に対抗しますけどね」と力強く語ります。
玉木氏「言わないんだったら、もう私を中心にまとまってください!そうすれば対抗できるようになりますよ」
MC伊藤「泉体制の立憲民主党については、どのようにご覧になってますか」
玉木氏「泉さん、すごく頑張ってこられた。バラバラになっていた野党第1党をまとめて、3つの補選に勝ったわけですし、変える理由はないんじゃないの?!」
枝野氏は正式に立候補を表明し、野田氏も立候補すると噂されています。
野田氏については、民主党政権で与党になり、やっと政権交代ができたと思った時「野田さんは、大量の落選者を出すような決断をした」と振り返ります。
枝野氏については「枝野さんは、希望の党ができた時に立憲民主党を作って、今の野党分断に繋がる最初のきっかけを作った」
玉木氏は、枝野氏と野田氏を「一強多弱の状態を作り出した責任者の人たち」と表現し、野党第1党を大きくしようと頑張っている泉さんを打ち負かそうとしている構図に「ちょっとなんだかなっていう気はしますね」と玉木氏は語りました。
MC伊藤「支持率を見ても、野党第1党が政権与党の批判の受け皿になっていないと思いますが、どういう風に現状を変えていけばよいと思いますか?」
玉木氏「まずやらなきゃいけないのは、政策や立ち位置を中道化させることですよ」
立憲民主党が自民党に代わって政権を担う際には、アメリカとも付き合い、少子高齢者の難しい問題に直面する必要があります。
玉木氏「理想論だけではダメだし、イデオロギーに偏ったことを言っててもダメ。現実的な外交・安全保障政策、憲法論議、エネルギー政策をやらないと中道勢力を取れないですよね」
MC伊藤「そこが、国民民主党さんと立憲民主党さんの連携がピタッと行かないところですか?」
玉木氏「それが大きいですよね……」
立憲民主党との連携については「政権を取る政策は何なのかということを考えてもらって、現実的な政策になれば我々としても判断することはしていきたい」と玉木氏は言及します。
玉木氏「立憲民主党が今のままで変わらないで、政策も曖昧にし、共産党ととにかく選挙協力さえできればいいという路線であれば、『もう未来はない』と思いますよ」
自民党と立憲は実は似ている!その発言の背景とは?!
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