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2024年6月28日に公開された動画でのテーマは「立憲民主党代表選の最新の展望とは？」です。
ゲストに朝日新聞政治部記者の今野忍氏と産経新聞デジタル報道部政治担当デスクの水内茂幸氏をお招きし、最新の立憲民主党の動きや代表選の注目ポイントについて語っていただきました。
今回の立憲代表選の見どころは？未来の総理を選ぶかも？！
【このトピックのポイント】
MC伊藤由佳莉「立憲民主党の泉健太代表が、代表の続投に意欲をにじませたというニュースが舞い込んでまいりました」
今野忍氏「『意欲をにじませた』というより、意欲丸だしですよね……。『俺やるぜ！』みたいな(笑)」
また、立憲民主党は、次期衆院選の候補者について、定数の過半数の233人を目指すという表明もしました。
水内氏は、立憲民主党の関係者からの情報として「ビックリする位の候補者が集まっている」という情報を明かし、「233人の候補者は簡単にいく。そういう感じだ」と話していました。
東京15区の補選では、維新に投票しそうな無党派層の票が立憲に入ったという流れもありました。
水内氏は、選挙の鬼と呼ばれた元自民党党本部の事務局長の久米晃氏の言葉を引用して「自民党が落ち目になった時は、無党派層は野党第1党に流れた」とコメント。
今野氏も「立憲民主党の純粋な支持じゃない」と同意し「ハッキリ言って、そこを履き違えると足元を救われかねない」と言及します。
「『立憲大好き！入れたい！』という状態ではない」と言い「政治資金問題で『今回だけは自民党許せない！』みないな空気が醸成されているから、それに対する投票行動でしかない」と語りました。
6月13日に、立憲民主党の玄葉光一郎元外相が、政権交代が実現をした場合は、首相と党代表に別人をあてるのも選択肢だとして、首相には野田佳彦元首相が適任だと発言しました。
水内氏「これね、気持ちはわかるんですよ」
仮に立憲が政権を取った場合に、「泉氏が政権運営ができるのか」という疑問の声が党内で上がっている状況だと言います。
党の常任会議に出ている関係者から「泉さんは、決断がなかなかできない人」という評判も聞いているそうです。
都知事選に出馬した蓮舫氏と泉氏の仲はどうなのでしょうか？
今野氏「蓮舫さんは泉さん、大っ嫌いでしょ(笑)」
水内氏「『あんたどういう責任とるんだ！』ってドーンと言ったりね(笑)」
7月の都知事選で蓮舫氏の積極的に応援していた辻元氏、野田氏、枝野氏に比べて、泉氏の応援回数はごくわずかでした。
水内氏「立川の応援に取材に行ったうちの記者が（蓮舫氏と泉氏は）『全く目を合わせなかった』と言ってましたよ。そこで、関係性が出てるんじゃないですかね……」
立憲代表に野田さんを推す勢いが増してきていますが、都知事選の結果は代表選に影響があるのでしょうか。
蓮舫氏は、野田氏がトップを務める花斉会というグループのメンバーでした。
今野氏は、もし仮に、蓮舫氏が現職の知事になれば、野田氏の代表選の後押しになり、もし蓮舫氏が惨敗すれば、野田氏への代表選の失速にもなりかねないと、語りました。
次期代表候補には、泉健太氏、枝野幸男氏、野田佳彦氏、江田憲司氏、馬淵澄夫氏、小川淳也氏、辻元清美氏の名前があがっています。
野田氏本人は、周囲の人に「補選で勝っている代表を降ろすことはできない」と話しているそうです。しかし、周囲の人が「じわじわと代表選に出そうとしている」雰囲気を感じると水内氏は語ります。
枝野氏は、自身が代表時代に作ったビジョンの改訂版として「枝野ビジョン2023」を昨年公開。「やる気を示している」とゲスト両氏。
代表選は、現代表の泉氏、野田氏、枝野氏の3人の戦いになりそうです。
今野氏「野田さんと枝野さんの両方が出ると、結構支持層が被るのでは？」
若手の中で筆頭株として小川氏、女性では辻元氏の名前が上がっています。
馬淵氏については、常に意欲を持っている人ですが「仲間が広がっている感じはしない」と今野氏はコメントしました。
水内氏は、今回パネルに名前が出ていない若手として、重徳和彦氏の名前をあげ「彼は（代表選に）出る準備をしているんじゃないかな」と語っていました。
MC伊藤「ニューフェイスの方も、準備を進めているんですね！」
では、立憲民主党内の代表選への準備は、どの程度進んでいるのでしょうか？
水内氏は、「関係者から『代表選どうなる？』という声が関係者から少しずつ聞こえてくる」状況であり、「泉さんでいいのか」、「泉さんを支えたい」など、じわじわと進んでいると述べてました。
水内氏「ただ忘れちゃいけないのは、この裏番組で自民党総裁選をやるということ！」
仮に、9月に新しい自民党総裁が誕生した場合は「おそらく10月か11月に、新しい党の顔ですぐ衆院選が行われるのでは？」と、水内氏は推察しました。
小選挙区は、ちょっとした風の違いで結果が変わると言われています。
一方、今野氏は、「次の総理大臣がすぐに解散できない場合もある」と述べました。
福田康夫氏から麻生氏に変わった際「総理大臣のイスに座ると、心変わりもあって」すぐに解散には至りませんでした。「すぐに解散すれば、麻生氏も政権を失うこともなかったのではないか」と解説しました。
今野氏「この裏番組は、1年後の総理大臣を選ぶ選挙になるかもしれないと注目している」
水内氏は「そのためには、出てくる人たちが “しみったれた論争”をしないでほしい！政権失う時に、散々騙されたってイメージがあるから、骨太の議論をしてほしい！」と熱く語っていました。
立憲民主党代表選に向けた今後の動きにも注目していきましょう！
「しみったれた議論をするな！」立憲代表選では骨太討論を大いに期待！
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