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立憲民主党・野田佳彦衆院議員登場!立憲代表選は日程が重要!代表選を盛り上げる戦術とは?!選挙ドットコムちゃんねるまとめ

2024/7/26

選挙ドットコム編集部

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2024年7月12日に公開された動画ではゲストに立憲民主党・野田佳彦衆院議員をお招きし、次期立憲民主党代表選について語っていただきました。

国民に関心を持ってもらうための立憲代表選への秘策とは?

【このトピックのポイント】

  • 自民党に乗り込む?!野田氏が語るダイナミックな代表選戦術とは?!
  • チャンス到来?!自民党の総裁選と同じ日程で代表を選べるのは立憲だけ!
  • 東京都知事選、東京都議会議員補選の結果を踏まえた野党の今後のあり方とは?!

野田氏のプロフィールは以下の通りです。

野田氏は早稲田大学卒業後に、松下政経塾に入塾。

千葉県議会議員を経て、1993年に衆院選に出馬し初当選。

民主党政権時代には、最後の総理大臣を務めました。

今まで、日本新党、新進党、民主党、民進党、立憲民主党に所属し、長く野党の顔として活躍。

「離党したことはなく、政党が消えたり、合併したりした……」と苦笑する野田氏は「常に自民党には行かないことを決意してきた」と語ります。

その理由を「星野仙一は、ジャイアンツに行かなかったから、星野でしょ」と解説。

野田氏は「ライバルを作ろう!ライバルを倒そう!というのが私がずっと願っていることです」と力説した。

今回は以下の質問からいくつかピックアップして野田氏に回答していただきました。

立憲代表選は自民党総裁選と同日日程で盛り上げろ!

MC西田亮介「立憲民主党の代表選は、今後どうなっていくのでしょうか?」

野田氏「自民党総裁選の日程がとても重要なポイントだと思っています」

立憲民主党の代表選挙は、自民党の総裁選と同じ9月に予定されています。

野田氏は、「立憲の代表選は、投開票日も含めて、自民党総裁選の日程と完全に重ねるべき」と言及しました。

もしも、自民党総裁選前の8月末までに立憲の代表選が行われたら、後から行われる自民党の総裁選の方が盛り上がる。

もしも、自民党の総裁選が終わった後に立憲の代表選が行われたら、後の祭りになる。

だから、完全に日程を重ねた方が「電波ジャックされにくい」と野田氏は語ります。

また、立憲民主党の代表選と自民党の総裁選が盛り上がることで「この中で、将来の総理大臣は誰が1番いいか」というワクワク感が演出できるから、戦略的に日程を含めて考えていければいいと述べました。

MC西田「いやー。説得力がありますね!与党と野党が同時にやれば、(テレビは)両方を映してくれるはずですし、新聞でも取り上げるでしょう」

さらに野田氏は「もし取り上げてくれなかったら、自民党本部に他流試合を申し込みに行けばいい」という大胆な発言も飛び出しました。

自民党に乗り込むという発言を聞きMC西田も「ダイナミックな発想ですね!」と驚きの表情。

野田氏は「やっぱりやるからには、国民が関心を持ってもらうようにしたい」と語り「自民党の総裁選と同じ日程で代表選びをやるのはうちの党しかないんですから。我々だけがチャンスがある、活かさなきゃいけないですよね!」と力説しました。

立憲の次期代表は若手?女性?今の路線?

MC西田は、立憲の代表選について「若手に大きく変わっていくのが好ましいか、今の路線を踏襲するのがいいのか、それとも全然違う方向に行くのがいいのか」と問いかけました。

野田氏は「多様性で競いあった方がいい」と回答しました。

そして、自民党と対比構図を戦略的に作っていく必要があると解説します。

自民が若手と言ったら、我々にも若いリーダー候補がいますよ。

例えば、女性の高市議員が出てくるなら、我々にも女性候補がいますよ。

岸田総理が出るなら、我々も泉代表が出ますよ。

議論で競い合えるように、老若男女の候補者を揃えた方がいいと述べました。

MC西田「野田先生がお考えになるリーダー候補は?」

野田氏「そこは、今はまだ個別で名前を出す段階ではない」

これからの野党の戦い方

MC西田「今回の東京都の選挙を踏まえて、野党のこれからについて、教えていただけますか」

野田氏は「結論を言うと、都知事選では有力な挑戦者が2人になったから(票が割れた)、現職が勝った」と都知事選の結果を振り返りました。

そして、自公に勝つためには、なるべく野党の候補が乱立をしないように、1対1の構図が作れるのかを、調整するのが一番大事なことだとコメント。

今回、圧倒的に自民党が強いと言われる足立区の都議会議員補選では、女性候補同士の一騎打ちとなり、立憲が勝ちました。

また、保守王国と言われている島根でも、4月の衆院補選では、自民党との一騎打ちで立憲が勝利しています。

野田氏は「保守王国でも、一騎打ちなら状況的にまだ勝てる。そうではない構図のところは、厳しい。特に、無党派の(票が)取れる候補者が出てくると大きな影響がある」と述べました。

最後に、野田氏に代表選に出てくださいよ、という声はどれくらい届いてるのか尋ねると、「党外からが多い」と即答。

MC西田が「野田先生がフルパワーとなる場面をもう一度見てみたい」と伝えると「党内不人気でございます」と野田氏はジョークを飛ばしていました。

動画本編はこちら!

元総理の野田氏が語る!政権奪還に向けて、次期代表選の日程調整は大胆な発想を!

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2023年に年間1億PVを突破した国内最大級の政治・選挙ポータルサイト「選挙ドットコム」を運営しています。元地方議員、元選挙プランナー、大手メディアのニュースサイト制作・編集、地方選挙に関する専門紙記者など様々な経験を持つ『選挙好き』な変わった人々が、『選挙をもっとオモシロク』を合言葉に、選挙や政治家に関連するニュース、コラム、インタビューなど、様々なコンテンツを発信していきます。

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