選挙ドットコムはJX通信社と共同で、8月17日(土)、18日(日)に日本国内の18歳以上の方を対象としたハイブリッド調査(電話調査とインターネット調査を同じ設問で同時に行う方式)による全国意識調査を実施しました。
本記事では、毎月恒例の政党支持率や内閣支持率、次期衆院選比例投票先の調査結果を紹介します。
「あなたは普段、どの政党を支持していますか?」と聞いた結果が上の図です。
自民党の岸田文雄総理が来月予定されている次期総裁選への不出馬を表明してから初めて行った調査で、同政党の支持率が上がりました。
自民党は電話調査で約4ポイント増で3割弱まで回復し、過去1年間で最も高い割合となりました。ネット調査でも約1ポイント増でした。
日本共産党も比較的大きな変動があり、ネット調査は前月と同水準だった一方で、電話調査で4ポイント落としました。
一方、先月の電話調査で6月比で4ポイント下落した立憲民主党は1ポイント増で少し持ち直しました。
「あなたは、次に行われる衆院選の比例代表では、どの政党に投票したいと思いますか」と聞いた結果が上の図です。
自民党と野党第一党の立憲民主党がともに伸びを見せました。自民党は電話調査で前月比7.2ポイントの大幅増となり、約1年3カ月ぶりの3割台に上りました。立憲民主党も電話で0.7ポイント増、ネットで1.7ポイント増となりました。
共産党は政党支持率と同様に、電話調査で4ポイント下落しました。
「あなたは、岸田内閣を支持しますか」と聞いた結果が上の図です。
電話とネットの両調査で支持率が上がり、不支持率が下がりました。
特に、電話調査の不支持率は、昨年11月以来の5割を下回る水準となりました。
今回の選挙ドットコムリサーチの結果は、8月20日に公開予定の「選挙ドットコムちゃんねる」でJX通信社の米重克洋氏が解説しますので併せてご覧ください。
【調査概要】
調査は令和6年8月17日(土)と18日(日)に実施。日本国内の18歳以上の方を調査対象とし、有効回答数は電話調査(JX通信社との共同実施)で987件、インターネット調査(Gunosyリサーチを使用)で1000件を取得。電話調査は無作為に電話番号を発生させるRDD方式をオートコールで実施。ネット調査はスマートフォンアプリ(Gunosy)のダウンロードユーザーを対象にしたアンケートツールにより実施。各数値は小数第2位以下を四捨五入。
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