6月18日告示、7月5日投開票で行われている東京都知事選挙には届け出順に、山本太郎氏、小池ゆりこ氏、七海ひろこ氏、宇都宮けんじ氏、桜井誠氏、込山洋氏、小野たいすけ氏、竹本秀之氏、西本誠氏、関口安弘氏、押越清悦氏、服部修氏、立花孝志氏、さいとう健一郎氏、ごとうてるき氏、沢しおん氏、市川ヒロシ氏、石井均氏、長澤育弘氏、牛尾和恵氏、平塚正幸氏、ないとうひさお氏の22人が立候補しています。選挙ドットコムでは東京都知事選挙の候補者に重点政策や都政の諸課題への対応策を聞く候補者アンケートを実施しました。本記事ではさいとう健一郎氏からの回答内容を掲載しています。
質問項目
・小池都政を100点満点で評価すると何点ですか?
・今回の都知事選の争点は何ですか?
・最も強く主張したい政策は何ですか?
【新型コロナウイルス感染症について】
・今後、都が行うべき新型コロナ対策で重要なことはなんでしょうか?
・都は新型コロナ対応で財政調整基金の大半を使用しましたが、今後の財政再建はどのようにすべきでしょうか?
【東京オリンピック・パラリンピックについて】
・東京オリンピック・パラリンピックを成功させるために必要なことは何ですか?(オリパラ開催への賛否や大会での新型コロナ感染症対策含む)
・オリパラ後の東京は何に重点を置いていくべきでしょうか?(オリンピックレガシーの活用等)
・オリパラにおける学生の無償ボランティアや学校のカリキュラムの一環として大会ボランティアを導入することに対してどう考えていますか?
【都政の諸課題について】
・築地市場跡地の使い道は?
・ひとり親世帯の子どもの貧困や若者の経済困難への対策について、何が必要でしょうか?
・台風や洪水など災害対策、防災について都が行うべきことは何でしょうか?
・教育のオンライン化や高校のデジタルトランスフォーメーションについてどう考えていますか?
・気候変動対策や再生エネルギーの普及のために何を行うべきと考えていますか?
・満員電車をなくすにはどうしたらいいでしょうか?
・都庁の女性管理職割合や都議会の女性議員比率、民間での就活セクハラといったジェンダーギャップに対してどのように考えていますか?
・ネット投票について賛成ですか、反対ですか?またその理由はなんでしょうか。
目次
30点
いかに早く経済活動を回せるマインドを回復するか
科学的なエビデンスに基づいたコロナ対策と東京から地方を活性化させる
科学的なエビデンスに基づき、特定業種に絞った規制と従業員を中心とした補償を実施するべきと考えている。そのうえで、支給が著しく遅れている都の休業協力金問題を解決する仕組みづくりを行うこと、また、リーマンショックを大きく上回るセーフティネットの整備に取り組むことを公約として掲げている。また、経済成長戦略として、風評被害を払拭したうえでのナイトタイムエコノミーの推進や公営事業の民営化を掲げている。
財政調整基金の95%が消失し、法人税の減税が予想される状況に対応するため、小池都政初期にも行われた事業見直しにあらためて着手します。また外郭団体の整理を行い、天下り先の仕組みを一掃します。また、知事報酬・期末手当の50%カットだけでなく、退職金のカットにも着手し、真の「身を切る改革」を実行します。また、簡素すぎる都知事の議会答弁を見直し、都議会と都民に徹底的に向き合います。
実施すべきです。中止はなんとしても避けるべきです。これまで努力をしてきたアスリート・関係者はもちろん、経済的なダメージも計り知れません。2024年への延期も視野にIOC等と再交渉を行い、十分な感染症対応の時間を確保しながら、都民の希望である東京2020オリンピック・パラリンピックは確実な開催を目指します。
良い考えだと思います。
東京にとって食はエンターティメントである。小池さんのアイデアは大変良いと思う。重要なのは、実行力。良いアイデアを速やかに実行することで東京を活性化できると考える。
状況に鑑み必要な支援を行なっていくべきである
大阪で先行する「学校外教育バウチャー」を導入や都立大学の無償化を推進、集団教育のあり方や部活動のあり方の検証を公約として掲げている。
熊本における災害対策の実績を活かし、新型感染症を前提とした首都直下型地震等に備えた危機対応マニュアルを策定する。また、他県と連携した都民の長期避難体制を、平時から構築する。特に、木造密集地域やゼロメートル地帯のハザードマップの充実化を早急に行う。
はじめに、コロナによる学習格差を防ぐ必要があると考えている。タブレット端末の一人一台支給の早期実現や各家庭のインターネット環境整備を推進し、コロナによる学力格差拡大を防ぐ。
きちんと調査を行い必要な対策を講じていく
テレワークのさらなる導入推進等を図って密を避け、感染リスクを下げるとともに、多様なライフスタイルに柔軟に対応できる働き方を普及、定着させる。具体的には、満員電車解消を実現するための、隣県をも巻き込んだサテライト都市整備構想で、都心の過密を防ぎ、就労と保育の両立をも実現する。また、ダイナミック・プライシング(時間別価格設定)の導入や自動運転技術なども積極的に検証し、渋滞や満員電車に悩まされない次世代交通都市を実現する。
公約にも同性パートナーシップ条約導入など多様性を促進する、と入れています。ジェンダーギャップに対しては断固とした態度で進みます。
賛成です。ただ、有権者の方と直接コミュニケーションをとる機会も大切にして行きたいと思っています。
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