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次期 社民党 党首に就任へ。又市征治(またいち せいじ)氏の人柄・学歴・経歴は?

2018/1/25

選挙ドットコム編集部

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社会民主党党首選挙は現職の吉田忠智党首が立候補を辞退し、告示日までに候補者が現れなかったため、1月26日に再告示されます。再告示にあたっては又市征治幹事長が立候補を表明。無投票で選出される見込みとなっています。

党内には若返りを期待する声もあり、吉川元政策審議会長が有力視されていましたが、ベテランである又市氏の政治手腕に期待が集まりました。
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富山県出身。富山県庁から自治労を経て国会議員へ

又市征治氏は1944年7月18日、富山県富山市生まれで現在73歳です。富山県立富山高等学校を卒業後、1965年に富山県庁に就職します。1974年には全日本自治団体労働組合(自治労)富山県本部書記長に就任、1995年には県本部執行委員長に就任しました。

27歳で組合運動により、不当逮捕の憂き目に

又市氏は富山県庁職員時代の1960年代後半、学歴による差別撤廃運動に取り組んでいました。3年に及ぶ運動の結果、富山県は学歴による差別を撤廃。他の都道府県にもこの動きが波及しました。

県庁内で目立つ存在だった又市氏と県職員労組青年部の2名は、組合の教育長への交渉に関し、不当に建造物に侵入し暴力をふるい、車で教育長らを拉致したとして警察に告発されます。又市氏が27歳の時でした。

組合を叩くための県上層部による「でっち上げ」の不当逮捕であるとし、裁判に4年を費やし、又市氏らは最終的に無罪判決を勝ち取ることとなりました。

政治家としては2001年から活躍

又市氏は2001年の参議院議員選挙に比例区から立候補し、初当選します。2003年には、社民党全国連合幹事長に就任。2007年の参議院議員選挙では再選を果たします。2007年には参院選の敗北の責任を取り幹事長を退いたものの、福島党首(当時)から要請され副党首に就任します。2010年には社民党参議院議員会長に就任。2013年には社民党全国連合幹事長に就任します。同年の第23回参議院議員通常選挙では、比例区で得票数156,155票を得て3選。社民党幹事長に再任しました。

幹事長として野党共闘のとりまとめに奔走し、2007年には民主党・共産党と共同でイラク特措法廃止法案の提出を実現。その後の民社国連立政権政権を経て、現在に至るまで野党間協議の屋台骨の一人として力を発揮しています。

キャッチコピーは「平和とくらしに全力投球!」

又市氏は、自身のホームページによれば、キャッチコピーとして「平和とくらしに全力投球!」を掲げ、具体的には、

1.消費税増税をストップ!富裕層の課税を強化
2.原発ゼロ、自然エネルギー100%の社会へ!
3.「戦争をする国づくり」を許しません!
4.安心できる福祉・医療・教育制度を!
5.格差をなくし、雇用と暮らしを守ります!
6、国民生活を脅かすTPPに反対します!
7.地元の願いを大切にした東日本大震災からの復興を!
8.中小零細企業への支援を強化し地域を元気にします!

をあげています。

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