※本記事は「若者団体AKITA未来創生塾」の寄稿となります。記事内容は執筆者個人の知見によるものです。
若者団体AKITA未来創生塾では、秋田県知事選挙に出馬してる3候補に「秋田を変えるのは私たちだ!若者からの質問状」と題し、質問を行いました。その回答を記事として掲載します。
質問① 現状認識
秋田県は人口減少、少子高齢化や過疎化が進む、課題先進県です。一方で外国人を対象とした地域資源を活かす観光や、風力発電導入量が全国2位といった、新たな試みもうまれております。多くの県民は日々の生活やマスメディアを通して、こうした秋田県の現在を認識しております。それでは、県を統括し得る知事候補者として、「現在の秋田県をどう捉えているのか。」「その現状認識はどのようにして形成されているのか。」をお聞かせください。また候補者の方が考える、「県の課題への取り組み方、可能性の発展方法」をお聞かせください。
「アンベイイナ ンダンダ」では、どうにもならない。県民が県政の主人公なのに、今の県政は一部の仲良しグループで物事が進められており、その結果、これまで何をしてきたのか、これからの秋田をどうしたいのか、全くわからない。
秋田県の農業、工業、商業、観光、どれも最下位。今の県政を変えなければなりません。
私は今の県政とは違い、県民が主人公の県政を基本に、徹底した情報公開と議論はオン・ザ・テーブルで県民参加型の自由な政治を行う。そして現場へ出て、現場を見て、県民と対話し、常に時代の変化を読み、先取りをして、県政をしっかり、力強く前へ進める。
質問② 秋田のブランド化
秋田ブランドについてですが「あきたびじょん」「んだ。んだ。秋田。」等、キャッチコピーが様々に散乱しているせいか、秋田のブランド化の方向性の軸が定まっていないように思いますが、どのようにお考えですか?
全くその通り。
今の県政は、何をやるのか、何をやらなければならないのか、それによってどんな成果をねらうのかが定かでないので、このような状態になる。情緒的でなく、人口70万人時代を見据えた政策を定め、これに向かう必要がある。
質問③ 教育
小学校の学力No1と言われていますが、教育の目的が学力No1になることになっているように感じます。学力を向上させる事だけが教育の目的ではないと考えていますが、その点についてお考えをお聞かせください。
何も学力No1を目指しているわけではない。早寝、早起き、朝ごはんという生活リズムがきちんとしていること、子どもたちが熱心に落ち着いて学習していること、認定こども園で就学前までの保育と幼児教育が一元化を進めていることなどから全国トップクラスの成績につながっている。
質問④ 若者の県外流出
若者の県外流出についての質問です。若者の県外流出に歯止めをかけるため様々な対策が必要だと考えますが、その点についてお考えをお聞かせください。
若いうちに夢を描いて県外へ出て行くことは悪いことではない。大都市には若者を引きつける魅力があることなので、秋田県も魅力ある県にしなければならない。
国際教養大学のように魅力があれば海外から県外から秋田に学生が集まってくる。
質問⑤ 世代交代
「年長者が幅を利かせている」「物が言いたくても言えないから秋田は変わらないんだ」というように、秋田県民は日々の生活の中で感じていると思っています。この雰囲気を打破すべきだと多くの県民、特に若者は思っている中で、その雰囲気を大きく変えることができる世代交代が起きづらい状態になっていると感じています。この世代交代が起きづらい秋田県の状況についてお考えをお聞かせください。
世の中の現状に疑問を感じたら自分の意見や考えをどう度と主張するべきである。若いうちに世界へ出るなどして、異文化に触れ、国際問題に対応することにより、グローバルな感覚を若いうちから身につけた方が、若者には必要でありチャンスがある。また、海外に出るチャンスのない人には、留学性と交流することによって異文化に触れたり、国際感覚を身につけることでチャンスがある。
質問⑥ 若者の意見の反映
日本は高齢社会という人口の大きな転換期を迎えており、持続的な社会を実現するためには未来の作り手である若者の声を社会に反映させる必要があります。そんな現状を踏まえ、選挙に限らず、地方・国政レベルで若者の声を社会(政治)に反映させる仕組みを何か考えておられるでしょうか?また、これからの社会における若者の重要性についても意見があれば教えてください。
まず若い皆さんが考え、行動することが大事。
傍観者であってはならない。当事者になってほしい。
若い君たちに、「青年よ大志を抱け」という言葉を贈りたい。
大きな志を持ち、失敗を恐れず夢に向かって進んでもらいたい。それが若い分、いろんな経験ができ将来の可能性につながる。若い皆さんに期待する。
※本記事は「若者団体AKITA未来創生塾」の寄稿となります。執筆者の詳細をご覧になりたい方はこちらからご確認ください。
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