4月9日に実施される秋田県知事選挙。無所属で元知事の寺田典城氏(76)、新人で共産党公認の山内梅良氏(69)、現職の佐竹敬久氏(69)の3名の候補者による戦いとなりました。

寺田典城(てらだ・すけしろ)氏は1940年秋田県大仙市出身。秋田県立横手高等学校、早稲田大学法学部を卒業し、その後は民間企業の社長を経験しています。
政治の世界に入ったのは1991年からです。横手市長選に立候補し、初当選を果たしています。続く1995年の市長選では無投票で2期目の当選を果たし、1997年の秋田県知事選挙に立候補するまで横手市長を務めました。
1997年には県庁職員の不祥事の責任を取る形で当時の佐々木喜久治秋田県知事が引退を表明したことで、新進党・社民党・太陽党・公明党の4党から推薦を得て無所属で立候補し、当選を果たしています。なお、この選挙の際には、今回も当選を争っている佐竹敬久氏も出馬しており、今回は20年ぶりの直接対決となりました。
秋田県知事として2009年までの3期12年間を務め、2010年7月の参議院議員選では比例代表区から立候補し、当選しています。
2009年に県知事を引退していた寺田氏ですが、今回再び秋田県知事を目指す理由として、「無投票当選となれば県民には選択の余地がなくなる。それは避けなければならない」と述べ、「政治家としての責任」と考えています。
寺田氏は「モノより人にお金を使う政治を」をスローガンとし、給与・退職金を50%カットすることを明言しています。現在推進中の県内プロジェクトには、秋田県・秋田市共同新文化施設は白紙撤回を、秋田市街旭川イオンモールの新設には賛成の立場を取っています。
過去12年間の知事時代には食糧費不正問題の清算、全国初の30人学級の実現、全国初のエコカー減税実施などの実現を成果としています。
前回は無投票だったため、2009年ぶりとなる秋田県知事選。2009年の投票率は67.39%と、日本の県知事選で最も高い投票率となっていました。三つ巴となる今回も高い投票率が予想されます。
寺田氏を始めとして今回の候補者3名ともにHPのデザインがきれいなことも注目点の1つです。県知事選も盛り上がりを見せそうです。
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