稲田防衛相、南スーダン視察中止 抗マラリア薬副作用か
http://www.asahi.com/articles/ASJ9H42NWJ9HUTFK00C.html?iref=comtop_8_04
>防衛省によると、稲田氏は抗マラリア薬の副作用とみられるアレルギー症状が現れた。
医師と相談して南スーダン訪問を取りやめた。
これ大臣だからいいんですがね。
実は自衛隊ではPKOなど海外ミッションに参加した隊員のカルテを5年が経過したら廃棄しているようです。
これは実は犯罪行為、背任行為といえます。
派遣された隊員の体調や体質、病歴がわからないので、帰国後重篤な病気を起こすこともありえます。
これはメンタル面での疾患にも当てはまります。
どこの軍隊でもカルテなどはほぼ永久的にしています。これは個々の将兵に関することだけではなく、軍としての研究などにも役立てるためです。それは将来の軍隊に対する遺産でもあります。
これを個人情報の保全を理由に破棄するんですから、頭がおかしいとしか言いようがありません。
平和ボケは左翼よりも自衛隊の方がよほど深刻です。
こんなボンクラなことをやっておいて、「任務は滞り無く遂行できます!」(キリッ
とか政治家に説明しています。
まあ、個人衛生キットに関しても幕僚長や防衛大臣を騙す連中ですから。
これこそまさに文民統制に対する挑戦であり、まともなモラルのある軍隊ではないということです。
本来、大問題なはずですが、「暴力装置発言」で自衛隊様を「暴力装置」などと呼ぶと、文民統制が崩壊するみたいなことを仰っていた自民党の先生方は何の問題にもしていないのは不思議です。
自民党のいう文民統制とういうのは、自衛隊は嘘をつかない、自分たちは自衛隊の言うことをひたすら信じることなのでしょう。
こんな連中が軍隊を統制できるんでしょうかね?
こういうことが分かっても、まだ騙されるのであれば、それは政治家の方にも問題があります。
文民統制もわかっていない平和ボケの政治家が憲法改正なんぞチャンチャラおかしいです。
またこういう人たちが安保改正で、駆けつけ警護やってもOKですとやっちゃったわけです。
無責任にも程があります。
※本記事は「清谷信一公式ブログ 清谷防衛経済研究所」の9月16日の記事の転載となります。オリジナル記事をご覧になりたい方はこちらからご確認ください。
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