
本日13時より、民進党代表選が行われ、決選投票の結果、蓮舫参議院議員が代表の座に就任しました。民進党は野党第一党。仮に政権交代が起これば、蓮舫氏は総理大臣の座に就くこと可能性が高い立場となりました。
女性の国会議員が少ない中、また、党首は衆議院議員が務めることが多い中、女性で参議院議員の蓮舫氏が代表に選出されたことは注目すべき点です。
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蓮舫氏は現在の民進党を変えるべく、
「新世代」の民進党。
全員の力を結集し、対案を提示し政権担当能力を示す。「新世代」の民進党は、批判から提案・創造に転換することで、政権を奪取する。
と、述べてきました。また、代表選に向けた具体的な政策では、
「安心の好循環社会」
「脱・昭和」の経済政策が必要。教育・雇用・老後などの将来不安を取り除き、人生のすべてのライフステージを安心して過ごせる生活支援を行うこと。安心することで消費が喚起され、実需がうまれ、経済成長が実現できる「安心の好循環社会」をつくる。
といった点を掲げ、本日の党大会での最終演説でも、
6人に1人が、ひとり親においては2人に1人が貧困状態です。仕事が忙しく、子どもに会えない。ダブルワーク、トリプルワークしても、貧困から抜け出せない。この状態を自己責任だというのは、私は納得できない。
誰もが仕事に見合った報酬をもらえ、子育てできて、安心して生活していける。今の政治とは全く違う政治を、私がトップになり、民進党から進めていきたい。
と、自身が双子を出産・育児してきた体験とも照らし合わせ、述べていました。
さらには、問題視されている自身の国籍については、
今回は、私の曖昧な記憶で迷惑をおかけしましたが、少し私の祖母・祖父のことを話させてください。祖母は、女の子の孫が生まれたら、「蓮」の字を付けて欲しい、と父に言ったそうです。
「蓮」は平和の象徴です。いつか、戦争が終わり、平時が来たら、いつまでも平和が続くようにと、蓮舫という名前を付けてくれました。蓮は、泥の中で凛として咲きます。私は、蓮舫という名前に誇りを持っています。
娘が17歳になったとき、父は言いました。
「生まれ育った日本か、不安定な台湾か、どちらか、自分で選びなさい。日本を選べば、政治にも参加できる」と。そして私は、自らの意思で日本を選びました。それ以降、我が国を愛しています。
と説明。党大会直前には、こうした一連の動きを批判し、「代表選自体を見直すべき」との意見も党内から出ていました。今日の党大会冒頭では、司会役の議員から代表選を見直す必要がないことの説明がされました。

代表選は、民進党の名前が各種報道でも大きく扱われ、党の知名度や考えをアピールする機会になります。しかしながら、候補者の1人であった玉木雄一郎氏も
この4年間、私たちは良いこともしてきました。(中略)
なぜ、代表選期間中に、我が党の支持率が下がったのでしょうか。真剣に考えなければなりません。
と発言していたように、党大会中にも支持率が下がっています。蓮舫氏の国籍に関する一連の報道がマイナスに働いた面も大きかったでしょう。今後も党内・他党から追求が続くと考えられます。加えて、憲法改正や野党共闘に対する民進党内の意見の調整・集約など、課題は山積みです。衆議院選挙の年末解散も噂されるようになってきており、10月には補選も行われます。民進党の舵取りをどう行っていくのか、蓮舫新代表の手腕が試されます。
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