今回の都知事選では、自民党系の候補者として、小池ゆりこ氏と増田ひろや氏がいます。党として応援しているのは増田ひろや氏。選挙戦に慣れている党職員や現職の政治家の支援を受ける増田氏に対して、小池氏はボランティアを中心に選挙対策チームを作り苦労しているとも噂されます。
そこで今回は、その2つの陣営を比較してきました。
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党内での不利をはね飛ばしそうなほどの熱気!
自民党員でありながら、自民党の推薦が得られなかった小池ゆりこ候補。
しかし、17日に秋葉原で演説を行った際、陣営スタッフや報道陣を含め、多くの人が集まっていました。
「小池候補を支持したら、自民党から除名」という報道がありましたが、それでも応援演説をしたわかさ勝参議院議員や、「顔がバレたら除名されます」という若手党員の方など、勇気のある人々も多く見受けられ、ボランティアスタッフもそんな党員に呼応してか、判官びいきの精神で支持する声も。

応援演説をしたわかさ議員、支持する党員の覚悟は固いようです
なお、秋葉原で小池候補は「コミケを守る!」とアキバ系の人たちを意識した訴えを行いましたが、トキワ荘の話題や、自身が好きだという「魔法使いサリー」のネタを絡めるなど、若年層の嗜好とかみ合っていないように感じられる一面も見られました。
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山口候補陣営に場を譲られる形で演説する増田候補陣営
一方、18日・新宿西口にて、自民党・公明党の推薦を受けて出馬した増田ひろや候補の周囲には、多くのボランティアの他、国会議員の方や自民党東京都連会長である石原のぶてる内閣府特命担当大臣など多くの現職国会議員も参加。その上、現職大臣警護のためか、SPまで出動していました。

SP軍団が警護!
さて、新宿西口といえば選挙期間中は山口敏夫候補が常に陣取っており、交渉に難儀するだろうなと思ったら、山口候補陣営はあっさり場所を譲りました。
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なお、増田候補のビラは厚手で穴が開いており、うちわのように使えるタイプのもので、それにつられてやや物見遊山的に人が集まったようです。
増田候補は、自身の新宿とのゆかりを語ったほか、子育て、防災、東京五輪の成功などを訴えましたが、演説終了後、間髪入れずに山口候補陣営がカウンターで演説を開始!ちなみに山口候補のビラには、バッチリ増田候補批判が。

うちわに使えるビラを配った増田候補と、その横で配られた山口敏夫候補のビラ
小池候補は逆風吹き荒れる中の出馬となりましたが、それが逆に熱心な支持者の心をつかみ、熱のこもった運動が展開されているように見えました。
増田候補の周囲は、余裕からかスタッフや聴衆にもどこかゆとりが感じられますが、一方で山口候補のカウンターを食らってしまうような、どこか脇の甘さもあるようです。
各種報道でも小池候補の方がリードしているようで、その熱気が反映された結果とも感じられます。一方、増田候補のゴリゴリしていない雰囲気は、ハト派寄りの浮動票を多く得られる可能性を感じさせます。

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