2025/10/14
こんにちは、井坂ともやです。
今回は、令和7年9月に行われた常陸太田市議会の一般質問から、鴨志田悟議員の質問内容と、市の答弁をピックアップしてご紹介します。
鴨志田議員の前回の質問はこちらから。
鴨志田議員は、以下の大きく2つのテーマで質問を行いました。
1.久慈川の治水対策について
┗ (1) 伐採工事の現況
┗ (2) 栄橋利用車両の安全性確保に向けた対策
┗ (3) 今後の河川区域内竹林等の伐採計画
2.小中学校のICT環境整備について
┗ (1) GIGA スクール構想により実現した ICT 環境の現状
┗ (2) 学校のニーズに応じた ICT 支援体制の現況
┗ (3) ICT 活用指導力の向上のための校内研修の現況
鴨志田議員は、久慈川流域の洪水や土砂災害を防ぐため、国や県と連携して進められている「久慈川緊急治水対策プロジェクト」に注目しました。
特に、松栄町内の竹林伐採計画に焦点を当て、質問しました。
伐採は国土交通省関東地方整備局「久慈川緊急治水対策プロジェクト」の一環で進行中。
- 令和6年度:久慈川、浅川の合流部付近を完了。
- 令和7年度以降:栄橋までの区間で実施予定。
県が道路パトロールを行い、枝払い・伐採対応中。
台風や降雪時には、建設業者・建設業協会と連携して緊急対応。
国:地元の理解を得ながらプロジェクト期間内に完了予定。
県:私有地所有者の同意、搬入路の確保の困難さが課題。
市:早期実現のため、地元住民の協力を得るよう働きかける。
家族に現地の様子を見に行ってもらいましたが、竹が生い茂り、道路にまで出ている箇所も複数あり、確かに不安を感じる状況でした。
今回の答弁によると、国・県主導で令和7年度以降も工事が進められる見通しですが、市単独で大きく前進させるのは難しい部分もあります。
しかし、だからこそ、県議会議員や国会議員と連携し、要望や進捗をしっかり市民に伝えていくことが大切です。
行政の動きを「見える化」し、地域の安心につなげていく姿勢が求められます。
2つ目のテーマは、小中学校のICT環境整備です。
鴨志田議員は、2019年から始まった「GIGAスクール構想」に基づく取り組みを踏まえ、市内の小中学校でどのような整備が行われてきたのか、そして現場でどのように活用されているのかを質問しました。
電子黒板:普通教室に1台、特別教室は小1台・中3台。
実物投影装置:各校1台。
学習者用PC:1人1台。
教員用PC:各校に配備。
保管庫・ネットワーク環境・学習用ソフト・クラウドサーバも整備済み。
文科省が令和7年度から「業務用ディスプレイを教員1人1台配備」と新たに基準化。
対応:学校現場の実態を踏まえて対応を検討中。
令和3~6年度、各小中学校にICT支援員を配置し成果あり。
「ギガスクール構想推進委員会」を設置し、研修・アプリ導入を実施。
成果:機器導入初期のトラブル対応が進み、円滑な活用が可能になった。
課題:文科省方針に沿い、授業支援・公務支援・研修支援など多様化する役割に対応する必要。
年間計画に位置づけ、機器操作やICT活用の研修を実施。
教職員の多くが「ICTを計画的に活用している」と回答。
鴨志田議員は元教員ということもあり、現場目線で「先生たちが感じる困りごと」に着目した質問が印象的でした。
ICTは目的ではなく、子どもたちの学びを広げるための手段です。
どんなに設備が整っても、先生方が「使いやすい」と感じられなければ本来の効果は発揮できません。
また、ICT機器の導入は教育だけでなく、教員の業務効率化にもつながるべきです。
現場の声を丁寧に拾い上げ、ICTが“子どもたちの理解を深めるツール”であり、“先生を助けるツール”として定着していくことが大切だと感じます。
今回の鴨志田議員の質問と市の答弁をまとめるとこのようになります。

鴨志田議員の一般質問を通して、治水対策という安心安全な生活に直結する課題と学校のICT環境整備という未来につながる施策の2つの現状が理解できました。
気になることやご意見がありましたら、メールにてお寄せいただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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