2026/5/3
こんにちは。井坂ともやです。
世間ではGWといえば行楽シーズンですが、井坂家では昔から「田植えの季節」です。
今年、6年ぶりに田んぼに立ってみて、改めて気づいたことがありました。
泥の感触や生き物の命を肌で感じながら苗を植えていく「田植え」は、私にとっては幼い頃から当たり前のものでした。
小さい頃は、家族総出で田植えをして、収穫したお米を一粒残さず食べる。それがごく自然な日常でした。

しかし大人になり、一度地元を離れ、そして海外で生活する中で、考え方が大きく変わりました。
タイから帰国して、久しぶりに実家のお米を食べたときのことです。
「白米だけでこんなに美味しいのか」
正直、驚きました。
もちろんタイ米も美味しかったのですが、それは味の濃いタイ料理あってのもの。日本のお米、実家のお米は、白ご飯だけでいける。
それまで当たり前に食べていたお米が、実はとても価値のあるものだったと、実感した瞬間でした。
また、高校時代や大学時代に地域の外に出て気づいたのは、「自分で食べるお米を自分で作る」という感覚そのものが、都市部では決して当たり前ではないということです。
地域の外に出てみると、多くの人が農業に触れる機会、見る機会すらありません。
実家ではここ数年、市外の子どもたちや高校生、さらには留学生を招いて田植え体験を行っています。
きっかけは私が大学時代に、友達を呼んで手伝ってもらったことでした。
実際に体験してもらうと、こんな反応が返ってきます。
・泥の感触に驚く
・苗を植える難しさに戸惑う
・食べ物ができるまでの過程に感動する
「こんな体験は初めて」と言っていただくことも少なくありません。
ここで強く感じたのは、
「ここでは当たり前のことが、外から見ると価値になる」
ということです。
この気づきは、これからの地域づくりにも大きくつながると考えます。
田植えや野菜づくり、蕎麦打ち、そして農村での暮らしそのもの。
これらは、都市部の人にとっては魅力的なコンテンツになり、いわゆる「農泊」として地域に新たな価値を生み出します。
さらに、こうした体験を通じて生まれる「人とのつながり」もとても重要です。
一度訪れた人が、また来てくれる。関わり続けてくれる。帰った後も思い続けてくれる。
単なる観光ではなく、地域の人との交流だからこそ生まれるのだと思います。
このような関係人口の増加は、地域の未来にとって大きな力になります。
だからこそ、魅力は「あるかないか」ではなく、「伝えているかどうか」だと考えます。
常陸太田には、まだまだ私たちが気づいていない、伝えきれていない魅力が眠っているのではないかと思います。
その魅力を発掘し、しっかりと言葉にし、体験として届けていく。
その積み重ねが、「また来たい」「関わりたい」と思ってもらえる常陸太田をつくる。
田植えをしながら、そんな未来を強く描きました。
これからも、地域の「当たり前」を「価値」に変え、次世代へと繋ぐ取り組みに挑戦していきます!
「常陸太田のこんな体験、価値があると思う」
「他の地域ではこんな取り組みがあるよ」
などアイディアやご意見がありましたら、以下からお寄せいただければと思います。
📩: isaka.hitachiota@gmail.com
お問い合わせフォーム:https://forms.gle/NrxfN7jTu8tjkKJ4A
最後までお読みいただきありがとうございました。
井坂ともや
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