2026/8/16

こんにちは!育児と介護の二刀流!鎌倉市議会議員の細川まなかです🚃
細川まなか(ホソカワマナカ)|政治家情報|選挙ドットコム (go2senkyo.com)
「鎌倉駅西口の駐輪場が足りない」
「朝、自転車を停めようと思っても満車になっている」
市民の方から、こうしたご意見をいただくことがあります。
私自身、大船駅周辺の駐輪場不足についてこれまで議会でも取り上げてきたことから、今回は鎌倉駅周辺の駐輪場は実際にどのくらい利用されているのか、市から提供された利用状況も含めて調べてみました。
すると、確かに駅に近い駐輪場は非常に混雑している一方で、少し離れた駐輪場には空きがある日も多いことが分かりました。
つまり、鎌倉駅西口の駐輪問題は、単純な「駐輪場の総数不足」だけではありません。
駅に近い駐輪場への利用集中と、「どの駐輪場が空いているのか分からない」という情報面の課題が重なっている可能性があります。
そのため私は、駐輪場を増やすことだけでなく、
「どこに空きがあるのかを利用者がすぐに分かるようにすること」
も重要だと考えています。
鎌倉駅周辺の駐輪場について、先に結論をまとめると次のようになります。
鎌倉市のホームページでは、鎌倉駅周辺の駐輪場として5か所が案内されています。
西口側には、
鎌倉駅西口第1自転車駐車場
鎌倉駅西口第2自転車駐車場
鎌倉駅西口暫定自転車駐車場
があります。
さらに民間の大型駐輪場として、
小町サイクルパーク
シーン・サイクル・パーキング
も市のホームページで案内されています。
そして、これらとは別に西口には鎌倉市役所本庁舎の駐輪場があります。
つまり、「鎌倉駅の駐輪場」と一口に言っても、実際には複数の選択肢があります。
問題は、それぞれの駐輪場の利用状況にかなり差があることです。
市から提供された「鎌倉市内駐輪場利用状況報告書(令和8年5月分)」を確認しました。
自転車の一時利用について見ると、次のようになっています。
| 地域 | 駐輪場名 | 稼働日数 | 区分 | 空況 | 定期 | 一時利用 | 満車日数 | 満車となる時間 | |||||
| 収容定数 | 契約台数 | 空台数 | 待ち台数 | 収容定数 | 収容実数 | 1ヶ月利用台数 | |||||||
| 鎌倉 | 鎌倉駅西口第1 | 23 | 原付 | 空 | 70 | 60 | 10 | 8 | 9 | 3 | 75 | 18 | 6:30 |
| 自転車 | 満 | 94 | 100 | -6 | 239 | 13 | 51 | 1,183 | 18 | 8:00 | |||
| 鎌倉駅西口第2 | 31 | 原付 | 空 | 197 | 115 | 82 | 1 | 19 | 17 | 528 | 8 | 11:00 | |
| 自転車 | 満 | 681 | 604 | 77 | 246 | 32 | 132 | 4,081 | 8 | 12:00 | |||
| 鎌倉駅西口暫定 | 31 | 自転車 | 207 | 204 | 6,321 | 14 | 9:00 | ||||||
※「鎌倉市内駐輪場利用状況報告書/令和8年5月分」より
まず目につくのが、鎌倉駅西口第1です。
稼働23日のうち、満車となった日は18日。
約8割の日で満車になっています。
しかも満車となる時間は午前8時。
通勤・通学で鎌倉駅を利用する方が集中する時間帯です。
駅から近く、使い勝手がいい場所ですから、ここだけを日常的に利用している方からすれば、
「鎌倉駅西口はいつも駐輪場がいっぱい」
と感じるのも当然だと思います。
つまり、市民の方からいただく「西口の駐輪場が足りない」という声には、きちんと数字上の裏付けもあります。
興味深いのが鎌倉駅西口第2です。
こちらは令和8年5月の31日間のうち、満車になった日は8日。
割合にすると約4分の1です。
西口第1が稼働日の約8割で満車になっていることと比べると、かなり大きな差があります。
満車になる時間も、
西口第1 午前8時
西口暫定 午前9時
西口第2 正午12時
となっています。
つまり、朝の通勤・通学時間帯に西口第1が満車になっていても、西口第2にはまだ停められる可能性があるということです。
また、民間のシーン・サイクル・パーキングについても、比較的空いていると交通計画課からの情報があります。
ここから見えてくるのは、
「鎌倉駅西口全体で駐輪できる場所が全くない」のではなく、利用が特定の駐輪場に集中しているのではないか
ということです。
「駐輪場が足りない」という市民の実感と、「実際には空いている駐輪場もある」というデータは、一見すると矛盾するようにも見えます。
しかし、私はこの二つは両立すると思っています。
では、
「西口第2が空いているなら、そこに停めればいいじゃないか」
で済むのでしょうか。
私は、そう単純ではないと思っています。
自転車で駅まで来た利用者からすれば、まず一番便利な駐輪場へ向かいます。
そこで「満車」の表示を見て初めて、別の駐輪場を探すことになります。
しかし、
次に向かう駐輪場が空いている保証はありません。
西口第1が満車だから西口第2へ行った。
西口第2も満車かもしれない。
ではシーン・サイクル・パーキングは?
そこまで行ってみなければ分からない。
朝、電車の発車時間が迫っている中で、この「駐輪場探し」をするのはかなりの負担です。
結果として、
空いている駐輪場は存在していても、利用者にとっては「停められる駐輪場がない」のと同じ状態
になってしまいます。
私はここに、駐輪場問題のもう一つの課題があると考えています。
つまり、鎌倉駅西口の駐輪問題は、
「台数の問題」と「情報の問題」の両方
を考える必要があります。
駐輪場の課題というと、
「もっと駐輪場をつくればいい」
という議論になりがちです。
もちろん、需要そのものが駐輪可能台数を上回っている場所では、新たなスペースの確保が必要です。
特に駅から近い場所に駐輪したいという需要は強く、西口第1が朝早くから満車になる現状については、改善を考える必要があります。
一方で、鎌倉駅周辺で新たにまとまった土地を確保することは簡単ではありません。
新しく駐輪場を整備すれば、当然費用もかかります。
だからこそ、
新しい駐輪場を増やすことと同時に、すでにある駐輪場を最大限活用すること
も考える必要があります。
そのために重要なのが、**空き状況の「見える化」**です。
例えば西口第1の入口に、
「西口第1 満車」
「西口第2 空きあり」
「西口暫定 空きあり」
と表示されていればどうでしょうか。
西口第1まで来て満車だったとしても、迷わず次の駐輪場へ向かえます。
さらに、家を出る前にスマートフォンから、
「今日、西口第1は満車。でも西口第2には空きがある」
と確認できれば、最初から空いている駐輪場へ向かうこともできます。
たったこれだけでも、利用者の負担はかなり違うはずです。
私は2025年12月の鎌倉市議会一般質問で、大船駅周辺の駐輪場不足について取り上げました。
大船駅周辺では、駐輪場の閉鎖などによって駐輪スペースが不足しているほか、バスの減便などもあり、自転車やバイクで駅へ向かう需要への対応が大きな課題になっています。
私は市議会議員になる前から大船駅周辺の駐輪問題について取り上げ、市にも改善を求めてきました。
そして大船駅周辺の駐輪場不足について調べる中でも、やはり、
「満車になっている駐輪場がある一方で、別の駐輪場には空きがある」
という問題がありました。
そこで交通計画課には、
「駐輪場の入口やインターネット上で、周辺の各駐輪場の空き状況を確認できるようにしてほしい」
と伝えています。
例えば、目の前の駐輪場が満車でも、
「こちらは満車ですが、○○駐輪場には空きがあります」
と分かれば、利用者は何か所も駐輪場を回らずに済みます。
インターネット上でリアルタイム、あるいはそれに近い形で空き状況を確認できれば、家を出る前や駅に到着する前に駐輪場所を選ぶこともできます。
交通計画課からは、実現に向けて動いていると聞いています。
ぜひ進めてほしい取り組みです。
そして、この仕組みが整備されるのであれば、大船駅だけではなく鎌倉駅周辺でも活用してほしいと思っています。
今回、鎌倉駅周辺の利用状況を確認してみて、むしろ鎌倉駅こそ「空き状況の見える化」と相性がいいのではないかと感じました。
西口第1は頻繁に満車になる。
でも西口第2には空きがある日が多い。
シーン・サイクル・パーキングなど民間駐輪場にも空きがある場合がある。
こうした状況だからこそ、
「どこなら今停められるのか」
という情報が利用者に届くことに、大きな意味があります。
もう一つ、西口側で知っておきたいのが鎌倉市役所本庁舎の駐輪場です。
市役所には、
バイク20台
自転車80台
分の駐輪スペースがあります。
ただし、市役所の駐輪場は、市役所を利用される方の駐輪を前提としているため、場所によってかなり特徴的な料金設定があります。
令和8年9月1日からの平日料金では、
バイク1~10番:1時間以降15分ごと300円、当日最大1,000円
バイク11~20番:当日最大300円
自転車21~50番:当日最大400円
自転車51~100番:当日最大150円
となります。
「自転車で400円?」
「バイクで最大1,000円?」
と、かなり高く感じると思います。
しかし、この料金設定には理由があります。
特に市役所庁舎に近いバイク1~10番、自転車21~50番が高く設定されているのは、駅利用者による長時間駐輪で埋まってしまい、市役所に手続きなどで来た方が利用できなくなることを防ぐためです。
駅の近くにある市役所駐輪場を通常の駅利用者向け駐輪場と同じような価格にすると、朝から通勤・通学利用で埋まってしまう可能性があります。
そうなれば、市役所に手続きや相談に来た方が自転車やバイクを停められなくなります。
そのため、市役所に近いスペースについては、長時間利用の料金をあえて高くすることで、来庁者が利用できるスペースを確保しています。
もちろん、市役所に用事がある方がこの高い料金を払わなければならないわけではありません。
市役所の利用時間中は、これまでどおり来庁者は無料です。
1時間以内であれば、そのまま出庫できます。
1時間を超えた場合には、
精算機で「駐輪証明書」を発行
訪問した市役所の窓口に提出
窓口で無料処理用のコインを受け取る
そのコインを精算機に入れて出庫
という仕組みです。
市役所駐輪場については、令和8年9月1日から料金改定が行われます。
これまで自転車51~100番は、電子マネー利用の場合80円でした。
9月1日からは、これが150円になります。
周辺の市営駐輪場と料金水準を合わせるための見直しです。
一方で、前述のとおり、市役所への来庁者については無料の仕組みが継続されます。
この点は、
「市役所の駐輪場が80円から150円に値上げされる」
という情報だけが広がってしまうと誤解を招きやすいところです。
整理すると、
市役所に用事がある人は無料。
駅利用など、それ以外の長時間利用については料金がかかる。
という仕組みです。
駐輪場の問題は、数字だけを見て、
「空いているから問題ない」
とも言えません。
西口第1が午前8時に満車になっている以上、駅の近くに停めたいという需要に十分応えられていないことは事実です。
市民の方が「駐輪場が足りない」と感じていることも、決して間違いではありません。
今回の数字を見ると、西口第1では頻繁に満車になっている一方、西口第2は満車になる日が大幅に少なくなっています。
つまり鎌倉駅では、
①駅に近い駐輪場への集中
②駐輪場ごとの利用状況の差
③空いている駐輪場を利用者が把握しにくいこと
が重なっていると考えられます。
であれば、解決策も一つではありません。
新しい駐輪スペースが必要な場所については確保を検討する。
既存の駐輪場については、より利用しやすくする。
そして、空いている駐輪場があるのであれば、そこへ利用者を案内する。
ハード整備と情報提供の両方が必要です。
私は、行政のデジタル化や情報提供は、大きなシステムを導入すること自体が目的ではないと思っています。
市民が、
「どこに行けばいいんだろう」
「空いているか分からない」
「行ってみたら満車だった」
と困る時間を減らすこと。
こうした身近な不便を解消するために、デジタルを使うことが重要です。
駐輪場も同じです。
今ある駐輪場を活用しながら、
駐輪場の入口でも、スマートフォンでも、周辺の空き状況がすぐ分かる。
そんな仕組みができれば、駐輪場を探して駅周辺を走り回る必要がなくなります。
例えば、
鎌倉駅西口第1 満車
と表示されるだけではなく、
鎌倉駅西口第2 空きあり
シーン・サイクル・パーキング 空きあり
など、周辺の駐輪場まで一緒に案内できれば、利用者の動きも大きく変わるのではないでしょうか。
これは単なる「便利なサービス」ではありません。
空いている既存施設へ利用を分散できれば、限られた駅周辺の土地を有効活用できます。
また、新たな駐輪場整備が本当に必要なのか、どの場所にどの程度必要なのかを判断する上でも、実際の利用データを把握することが重要です。
大船駅周辺について交通計画課に提案している**「駐輪場の空き状況の見える化」**。
実現に向けた動きを確認しながら、鎌倉駅をはじめ市内の他の駅周辺にも広げていけるよう取り組んでいきたいと思います。
駐輪場をただ「増やす」だけではなく、
今ある場所を、もっと分かりやすく、もっと使いやすく。
実際の利用データと市民の皆さんからいただく声、その両方を見ながら、駅周辺の駐輪環境を改善していきます。
鎌倉市のホームページでは、鎌倉駅周辺の駐輪場として5か所が案内されています。
鎌倉駅西口第1、西口第2、西口暫定、小町サイクルパーク、シーン・サイクル・パーキングです。
これに加えて、鎌倉市役所本庁舎の駐輪場もあります。
すべての駐輪場がいつも満車というわけではありません。
令和8年5月のデータでは、西口第1は稼働23日のうち18日が満車でしたが、西口第2は31日のうち満車となったのは8日でした。
駐輪場によって混雑状況にはかなり差があります。
令和8年5月の利用状況では、西口第1が満車となる時間は午前8時となっています。
通勤・通学時間帯に利用が集中していると考えられます。
西口第2や西口暫定、民間のシーン・サイクル・パーキングなど、周辺にはほかの駐輪場があります。
ただし、現在は各駐輪場の空き状況を一括して確認しにくいため、私は入口やインターネット上で周辺駐輪場の空き状況を確認できる仕組みを市に求めています。
利用できます。
最初の1時間は無料で、市役所への来庁者については、1時間を超える場合も窓口で無料処理を受けることができます。
市役所庁舎に近い一部のスペースについては、駅利用者による長時間駐輪で埋まらないよう、料金が高く設定されています。
市役所に手続きなどで来た方が利用できるスペースを確保するためです。
市役所への来庁者は無料処理を受けられます。
令和8年9月1日から、自転車51~100番の料金は150円になります。
これまで電子マネー利用で80円だった区画について、周辺の市営駐輪場と料金水準を合わせるための見直しです。
なお、市役所への来庁者が無料になる仕組みは継続されます。
私は2025年12月の大船駅周辺の駐輪場問題に関する一般質問などを通じて、駐輪場の入口やインターネット上で各駐輪場の空き状況を確認できるようにしてほしいと交通計画課に伝えています。
交通計画課からは、実現に向けて動いていると聞いています。
大船駅だけでなく、鎌倉駅周辺でも同様の仕組みが整備されれば、駐輪場は今よりかなり利用しやすくなると考えています。
鎌倉市
「自転車等駐車場(駐輪場)のご案内」
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/koutsuu_anzen/jitensha_parking.html
鎌倉市
「市役所本庁舎駐輪場について」
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kanzai/churin020911.html
細川まなか
「大船駅周辺の駐輪場問題について」
https://go2senkyo.com/seijika/194154/posts/1253850
※利用状況については「鎌倉市内駐輪場利用状況報告書(令和8年5月分)」をもとに作成しています。
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