2023/6/21
宇治市議会令和5年6月定例会一般質問における私の質疑の内容や提言についてご報告します。
第1回のご報告は天ケ瀬ダムトンネル式放流設備の本格稼働にともなって生じた、道路法面の崩落、白虹橋付近右岸の洗堀、志津川区所有地への水の流入が、市政に与える影響についてです。
この事案については発生当初から私も地元の方々から情報提供を受け、市の当局にも情報や地元のご意見をお伝えしてきました。
ブログでのご報告については「天ヶ瀬ダムトンネル式放流設備の稼働開始と道路崩落」
特に、志津川区所有地内にある“水神さん”の祠への着水については、天ケ瀬ダム運用開始以来なかったことであり、トンネル式放流設備運用時の当該地域への立ち入りの可否や、区の管理責任など、志津川区自治会からもご不安のお声をお聞きしているところです。
一方で、第2期宇治市観光振興計画では重点項目として天ケ瀬ダム周辺の周遊観光の推進が挙げられているなど、天ケ瀬ダム周辺は新たな観光資源としての活用も検討されており、また、かわまちづくり推進事業としてダム直下の広場建設・整備も現在進行中です。
そこでまず、5月8日の天ケ瀬ダム及びトンネル式放流設備からの放流による被災について、宇治市が国に行っている要請の内容、国による調査の現状、及び、市が天ケ瀬ダム周辺で進めている計画への影響について確認をしました。
市の答弁の要旨は以下の通りです。
とのことでした。
国が設置をした天ケ瀬ダム放流調査委員会については淀川ダム統合管理事務所のサイトをご覧ください。まずは、国の設置をしたこの委員会の報告を待ち、正確な情報を基に今後のトンネル式放流設備の運用や、必要な工事について議論していく必要があると考えています。
市政に対する影響もしっかりと見極めて、国に対し要請しなければならないことについては私も提言してまいりたいと考えています。
防災減災に関しては
避難所環境改善(簡易ベッド、情報端末充電用バッテリーの導入)
などを提言しています。
宇治市議会議員 かどや(角谷)陽平 公式ホームページ
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>かどや 陽平 (カドヤ ヨウヘイ)>天ケ瀬ダムトンネル式放流設備本格稼働について(宇治市議会令和5年6月定例会一般質問その1)