2021/6/22
宇治市の新型コロナ自宅療養中の陽性者・自宅待機中の濃厚接触者への支援(令和3年6月定例会一般質問報告その3)
今回は新型コロナ自宅療養中の陽性者・自宅待機中の濃厚接触者への支援についてご報告します。
新型コロナウイルス陽性者(=患者)は特措法に基づき自宅療養などが求められ、また濃厚接触者には自宅待機への協力が都道府県(保健所)より要請されます。陽性者は短くて10日、同居している家族が陽性となり、本人は陰性であった濃厚接触者は長ければ1か月以上も外出自粛を求められることになります。
なかには親族・地域・職場などの協力が得られず、食料品や生活必需品が手に入らなかったり、また登校できない小中学生には学習面での不安や心身の不調を訴えたり、長期間の欠席の後に登校することに不安を覚えるといった、さまざまな問題が生じる可能性があります。
都道府県からの支援とは別に、市町村として独自の支援を行っているところもあります。例えば生駒市などでは自宅待機者向け相談窓口を設置し、買い物代行サービスといった支援を行っています。
また、教育に関しては昨年度前倒しで推進された教育ICT化に伴う、タブレット導入などが生徒への教育支援や心のケアに役に立つのではないかと考えられます。
そこで、宇治市として自宅療養中の患者及び自宅待機中の濃厚接触者への生活・教育支援についての取り組みを確認しました。
残念ながら、買い物代行などの生活支援については宇治市として独自の取り組みは行っておらず、相談などがあれば関係各課が連携をして、使えるサービスをお知らせするにとどまっているとのことでした。なお、京都府は自宅療養する陽性者に対して、3食3日分の食事(写真)を配布したり、パルスオキシメーターを貸与しています。
教育支援に関しては、授業内容の連絡、学習課題の提供をおこない、生徒の心のケアについては担任の先生が家庭訪問・電話連絡を行い、必要に応じてスクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーと連携し組織的な支援を行っているとのことでした。なお、投稿を再開する際に誹謗中傷をうけることのないよう、新型コロナウイルス感染症に関する正しい理解を深める教育にも取り組んでいるそうです。
タブレットなどICT機器を活用する支援については今後の検討課題とのこと。
新型コロナ禍が始まって1年半が経ちましたが、行政の支援の在り方についてはまだまだ改善途上にあると思います。
私自身も新型コロナに罹患をし、家族も陰性であったものの濃厚接触者として長期の自宅待機を致しました。幸い、地域の方や親しい方の支援もあり、無事に療養することができましたし、子どもたちの学校の先生方もできる限りのサポートをしてくださったかと思います。
ただ、京都府の対応を含め行政の支援施策や、陽性者や濃厚接触者へのバイアスなど様々な課題点も実感したところです。
特に行政以外に支援を受けることがむつかしい方にとって、新型コロナに限りませんが病気による孤立というのは非常につらいものになると、改めて丁寧な支援が必要であると気づくことができました。
この経験を奇貨として、今後も所属委員会等を通じて市当局に提言をしてまいります。
令和3年6月一般質問
その2 宇治市の新型コロナワクチン接種記録、ワクチンパスポート
宇治市議会議員 かどや(角谷)陽平 https://yohei-kadoya.com
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