2026/8/21
8月20日の企画総務委員会で、令和8年度の練馬区民表彰について報告されました。長年、地域や福祉、教育などを支えてきた方々へ、区として敬意と感謝を示す大切な制度です。
区民表彰の制度上の区分は、「国際交流功労」や「その他功労」などを含む全23分野です。今年度はそのうち14分野から146名が選出されました。
最も多い「地域社会育成功労」は48人で、町会・自治会役員や青少年育成地区委員などが主な対象です。「社会福祉功労」は32人で、民生・児童委員や保護司、福祉団体役員など。「自治功労」は11人で、区議会議員や行政委員会、区の附属機関の委員などが対象です。
このほか、消防・防犯・交通安全功労10人、学校教育功労9人、農林水産功労8人、環境保全功労と寄附が各6人、人命救助5人などです。昨年度の97人から増えた背景には、社会福祉分野で表彰基準となる年数を迎えた方が多かったことがあります。
受賞者には、表彰状のほか、記章と呼ばれるバッジなどのカタログギフトが記念品として贈られます。表彰式は11月6日にホテルカデンツァ東京で行われます。

(出典:練馬区ウェブサイト)
練馬区では、区内関係機関や庁内各部から推薦を受け、表彰審査会で審査します。担当課によると、NPOや任意団体で活動する方も対象から除外されておらず、所管課からの推薦や「その他功労」で表彰できる仕組みです。
一方、既存団体に所属せず、行政との接点が少ない方は、活動を把握しにくく、推薦につながりにくいという課題もあります。荒川区は、区民や公共的団体から推薦があった場合の受付を要綱に明記しています。練馬区でも、区民推薦を含め、多様な活動を幅広く把握する仕組みが必要です。
受賞者の氏名等は区報とホームページに掲載されます。しかし、「なぜ表彰されたのか」が分からなければ、その功績は十分に伝わりません。こうした中で、板橋区では受賞者の主な経歴を掲載し、江戸川区も活動を地域で共有し、次世代へ継承する考え方を示しています。
表彰は、賞状や記念品を渡して終わりではありません。受賞者を主役に、その活動を練馬区の誇りとして共有し、「自分も参加してみたい」と思える制度へ。推薦の公平性と情報発信の改善を、練馬区議会でも引き続き求めていきます。

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