2026/8/5
7月31日の文教児童青少年委員会で、2027年1月11日に開催される「令和8年度練馬区二十歳のつどい」の概要が報告されました。
対象者は7,135人。そのうち外国籍の方は728人、全体の約10%を占めます。練馬区全体に占める外国人住民の割合と比べても、二十歳の世代の多様性が際立っています。
開催日は2027年1月11日、会場は練馬文化センター大ホールです。練馬地域、光が丘・大泉地域、石神井地域の3回に分けて開催し、各回約1,200人、合計3,500人の参加を見込んでいます。対象は2006年4月2日から2007年4月1日までに生まれた区内在住者です。7月1日現在の対象者7,135人に対し、参加見込みは約49%。およそ2人に1人となります。

(出典:練馬区)
練馬区の対象者数は、この5年間、7千人前後で推移しており、前年度の最終的な対象者6,845人と比べると、今回は290人多い数字です。
対象者は「区内に住む二十歳の方」であり、練馬区で生まれた人数ではありません。大学進学や就職などによる転入・転出、外国籍住民の増加などにも左右されるため、出生数の減少と同じ動きになるとは限りません。
今回の対象者7,135人のうち、外国籍の方は728人。割合は10.2%に達しています。
一方で、2026年7月1日現在の練馬区全体の人口は75万2,705人、そのうち外国人住民は3万422人で、区全体に占める割合は約4.0%、およそ25人に1人です。二十歳の世代に占める外国籍住民の割合は、区全体の約2.5倍となっており、外国籍住民には特に若い世代が多いことがわかります。
因みに、NHKが昨年度、東京23区を調べたところ、年度内に二十歳を迎える方の約6人に1人、約17%が外国人でした。年度が異なるため単純比較はできませんが、練馬区の10.2%は23区全体より低い水準である一方、前年からは上昇しています。
こうした状況を受けて、練馬区の二十歳のつどいにおいても、案内状や申込画面の多言語化、やさしい日本語、式典の字幕、インターネットでの申込みが難しい方への支援などを、最初から仕組みに組み込む必要があります。
区はこれまで外国籍の方の参加状況を把握していませんでしたが、今年度から、申込情報と住民記録を照合して確認する方針です。人数を把握するだけで終わらせず、参加しなかった方や参加しづらかった方の理由も確認し、次年度の改善につなげるべきです。
昨年度、二十歳の方にお配りする祝い品の引換率は41.2%でした。せっかく用意したお祝いが、半数以上の若者に届かないままでは残念です。
引換期間の延長、当日に受け取れる仕組み、デジタルでの利用など、分かりやすく使いやすい方法への改善が必要です。また、振袖や写真撮影の予約は早い時期から始まるため、開催予定日も可能な限り早く知らせるべきです。
二十歳を迎える若者が一堂に集まる貴重な機会です。消費者・労働トラブル、金融リテラシー、デートDV、SNS上の誹謗中傷、選挙や相談窓口など、これからの暮らしに役立つ情報も届ける必要があります。
国籍や障害、家庭環境にかかわらず、一人ひとりの門出を地域全体で祝い、困った時には行政や地域が支える。その思いが伝わる「二十歳のつどい」となるよう、練馬区議会でも求めていきます。
■ 参考資料

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