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政治が一部の人々の道楽に ‐安保法成立1ヶ月に思う‐ (永田町の洗礼を受ける22歳⑤)

2015/10/20

ゴリ(仮名)

ゴリ(仮名)

安保法成立から1ヶ月が経ちました。

この節目に、国民の声と各党の動きについて振り返りました。そこで感じたのは、“国民の声”が見逃されて、政治が一部の人々の道楽になりつつあるということです。

そもそも盛り上がっていなかったのでは?

<1か月前と現在の国会前>

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10月18日午後6時22分、筆者撮影

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

安保法成立までの数ヶ月間、国会周辺デモが連日行われていました。
SEALDsの活動が報道されて活発化したデモは、成立が近づくにつれてますますヒートアップし、成立直前に最高潮に達しました。成立後は次第に沈静化しましたが、「成立したから熱が冷めるのは当然」だと思っていました。

その後、通常国会が閉会し、地元で活動する機会が増えました。
地元企業や友人から多く聞かれることは、「安保法は戦争法なの?」「そもそも安保法って何なの?」ということです。連日、国会での議論や国会周辺デモを目にしていた私は「議論は盛り上がっていた。成立した後にその熱が少し冷めた」と考えていましたが、国会から一歩離れた今では、「そもそも議論が盛り上がっていなかったのでは?」とさえ感じています。

その要因の一つは、与野党の対立構図にあるのかもしれません。
「安保法は必要だ」という与党に対して、多くの野党は「戦争法だ。廃案にしなければ」と真っ向から対立。一部の野党は「歯止めをかける」としましたが、大きく報道されませんでした。この極端な対立によって本質的なことが議論されませんでした。

そのため、多くの人が「安保法で戦争になるの?違憲なの?そもそも安保法って何なの?」という本質的な疑問を抱いています。

安保法に対する各党の動き

参院選を見据えた各党の動きを、以下にまとめました。

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来夏の参院選を見越して、与党は“反安保”の再燃を避けたがっており、10年ぶりに臨時会の召集を見送る方向です。「経済最優先で」という合言葉のもと、「安保を忘れさせよう」という魂胆が露骨に表れています。

野党は“反安保”の熱を維持したがっています。野党再編・共闘がひとつの注目ポイントではありますが、基本的には「安保法の廃案を目指す」ことが共通点であり、「安保反対派の票田を囲い込もう」という魂胆があります。

政治が一部の人々の道楽に……

安保法を参院選の論点にしたくない与党と、何が何でも論点にしたい野党。
現在のところ論点になりそうですが、「安保法は戦争法なの?違憲なの?そもそも何なの?」と思っている人はどうすればいいのか。本質的な部分がじっくりと議論されない現状で、賛成も反対も決めようがありません…。

「経済最優先」と連呼して安保法の話題を避ける与党も、安保法反対派を「まさに国民の声だ」とする野党も、この声に誠実に向き合うべきではないでしょうか。

政治は「関心がある人だけが参加すればいい」というサークル活動的なものなのか。

(今にはじまったことではないのかもしれませんが、)“国民の声”が見逃されて、政治が一部の人々の道楽になりつつあるような……。

 

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ゴリ(仮名)

ゴリ(仮名)

1992年生まれの新米秘書。国立大卒。ジャーナリストを目指しつつ政治の世界で奮闘中。“22歳の議員秘書にしか書けない政治”で、選挙をオモシロクしたい。ご意見は @POLILLA_s まで。(※特定の人物・団体が、恩恵または損害を被る記事は絶対に書きません。実名は非公表とさせて頂きます。)

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