来年(2016年)の参議院選挙から選挙年齢が引き下げられる「18歳選挙権」に伴い、これから大小のイベントが開かれるだろうが、その中のひとつとなるイベントが10月28日に新宿のライブハウス「ネイキッド・ロフト」で行われる。
今回、そのイベントを企画した松本恭幸武蔵大学社会学部教授にお話を伺った。
ーー今回、18歳選挙権をテーマにしたイベントをライブハウスで行おうとした理由はなんでしょうか。
【松本恭幸(武蔵大学教授)】
今年6月の公職選挙法改正により、来年夏の参院選から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられることになりました。これにより新たに10代の約240万人の若者が、有権者となります。
こうした10代の若者に、各政党、及び候補者が政治活動、選挙活動を通して発信するメッセージはどのように伝わり、また選挙権年齢引き下げは、20代も含めた若者全体の投票率アップへとつながるのでしょうか。
ある程度の予想や分析は各メディアを通じて行われていますが、二十歳前後の若者がどのような意識を持っているのかアンケートであきらかにし、それを有識者からコメントをいただきながらみんなで考えてみようと思い、学生が入りやすいライブハウスを会場にしたトークイベントを企画しました。
今回のトークイベントでは、まず首都圏のごく平均的な私立文系中堅大学である武蔵大の学生達が、学内でのアンケートを通してわかった10代の若者の選挙や落選運動等の政治活動への関心について報告します。
そしてそれを踏まえてこれまで若者の政治参加促進に向けて活動してきた高橋茂、原田健介の2人の出演者による、進行役の学生、そして会場の様々な世代の参加者との意見交換を通して、18歳選挙が来年の参院選に与える影響について考えたいと思います。
10月28日(水)
OPEN 18:30 / START 19:30
予約¥2,000 / 当日¥2,500(共に飲食代別)
<学生割引>当日、入場時に学生証提示で¥2,000(飲食代別)
※予約は電話03-3205-1556(17時〜24時)
またはWEB予約にて
【出演】
高橋茂((株)VoiceJapan代表取締役、武蔵大学非常勤講師)
原田謙介(NPO法人YouthCreate代表、元学生団体ivote代表)
【司会進行】
西浩平(武蔵大学社会学メディア社会学科3年)
内田夏帆(武蔵大学社会学部メディア社会学科2年)
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