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岸田文雄衆院議員が語る総理時代の外交、「孤独な決断」の舞台裏とは【水内茂幸記者×今野忍記者Wインタビュー】

2026/4/30

選挙ドットコム編集部

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4月10日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」には、元総理大臣の自由民主党・岸田文雄衆院議員がゲスト!ウクライナ侵攻を受けた「今日のウクライナは明日の東アジアかもしれない」発言の裏側にあった危機感や、総理として厳しい決断を迫られたことを、「元番記者」のMCの産経新聞編集長・水内茂幸記者と政治ジャーナリストの今野忍記者が深掘りします。

今野記者: 岸田さんが総理時代に、多分初めて言われたのが「今日のウクライナは明日の東アジアかもしれない」という言葉。これが世界的に、良い意味で衝撃を与えた言葉で、その後いろんなところで使われています。麻生(太郎)閣下に至っては、自分の言葉のように気に入ってあっちこっちで使っているんですけど(笑)。これ、どこでおっしゃったのでしたっけ?

岸田氏: ウクライナ侵攻があった2022年のNATO首脳会議に、私は日本の総理大臣として初めて出席しました。そこで今の話をしました。「今日のウクライナは明日の東アジアかもしれない」と。

要は、ウクライナの当時の状況は、ヨーロッパで起きた出来事ではあるけれど、これは決してヨーロッパで起きた出来事として片付けてしまってはならない。ヨーロッパであれどこであれ、こうした力による現状変更、国際法やルールに基づかずに力で現状を変えようという動きを許したならば、他の地域、東アジアでも「ヨーロッパで許されるなら東アジアでもやって許されるんだ」と勘違いする国が出てくる。

この勘違いを許したならば、これは日本にとっても、国民の命や暮らしにかかわる話になってしまう。だから、このウクライナの問題はアジアの日本にとっても遠い場所の話ではなく、国際社会全体の問題として取り組まなきゃいけない。だから日本はロシアのウクライナ侵略に対して、ウクライナに対する強力な支援と、ロシアに対する強い制裁に協力をしていくんだと言った。それが2022年のことでした。

MC水内記者: あの時も、日露関係はいろいろありましたけれども、侵攻があった時に制裁という厳しい姿勢を即座に決断されましたよね。これまでの経緯を考えると「どうなのかな」と思う時もありましたが、あの時はすごく早かったですよね。

岸田氏: やっぱり、さっき言った考え方に基づいて発信するのであるならば、そこで時間をかけたり躊躇したりしていると、日本の姿勢自体を疑われることになりますから。「こういった考え方でやるんだ」と決めた以上は、すぐに行動や発信において表さなきゃいけないということでしょうね。

総理は孤独か?仲間づくりの重要性は?

MC水内記者: リーダー論についても聞いてみたいです。反総理というのはやっぱり孤独に決断していくものですか?

岸田氏:難しい決断ほど上に上がってくるからね。最後はどうしても孤独な決断になりますよね。

MC水内記者:反撃能力だって安倍(晋三)さんでも菅(義偉)さんでもできなかったことを決断する時にはいろいろ考えられたでしょうし。総理というのはやっぱり孤独なものですか?

岸田氏: そうですね、今言った意味で、難しい決断ほど上に上がってきます。簡単な決断は下の方でみんな決まるわけで、どうしても判断できない、あるいは世論が真っ二つに分かれている、そういったものが最後に上がってくるから、それを決めなきゃいけない。そしてそれを決断すれば、世論が分かれているわけですから、厳しい批判も浴びなきゃいけない。だから、結果としてやっぱり孤独な立場になってしまうんでしょうね

MC水内記者: 孤独と考えた時に、高市総理を今見てみると、彼女も今孤独にいろんな決断をしていると思うんです。ただ、岸田さんの時は周りに「それは違いますよ」とドカンと言ってくれる人もいたと思うんですが、周りの助言を聞きながら選んでいくタイプと、高市さんのようにストイックに孤独に決断していくタイプ。リスクとメリットは双方にあるかもしれませんが、この「仲間作り」というか、総理を支える仲間をどう作るかはリーダーにとっても大事だと思うんですが、このタイプの違いについてはどう思われますか?

岸田氏: 決断するにあたって、やっぱり「自分で全てを知っている」なんていう自惚れは私は持っていませんから。やっぱりまずはいろんな意見は聞かなきゃいけない、いろんな情報もしっかり集めてもらわなきゃいけない。その上で決断する。だからその過程において、今水内さんが言ったような仲間作りは大事なんでしょうね。

MC水内記者: 官邸でカンカンガクガクの激論を交わすなんてこともあったわけですから。

岸田氏: もちろん、もちろん。いろんな課題がありました。ALPS処理水の問題もそうだし、ロシア政策もあった。それからマイナンバーカードの普及もありましたね。あれも難しかった。結果的には進めましたが、あそこで立ち止まっていては、また何十年も日本のデジタル化は進まなかったんじゃないかと思っています。あと韓国政策の大転換もですね。

今野記者:岸田先生は尹(錫悦)大統領とは関係が良かったですよね。

岸田氏: シャトル外交ね。あと、子ども子育て政策、日銀総裁人事とかね。

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