2025年2月19日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」は、自由民主党の細野豪志衆院議員をゲストに迎え、今夏の参議院議員選挙(以下、参院選)での自民党の戦略に関する考え方を伺いました。旧民主党・民進党に所属し、民主党政権下で福島第一原発事故の担当大臣や環境大臣を歴任した細野氏。2021年に自民党へ入党し、現在は党政調会長代理を務めています。自身の政治遍歴を「長い旅をしてきた」と表現する細野氏が考える、今、自民党が訴えるべき政策の軸とは?
今国会では今年7月に予定されている参院選を見据えて、各党が論戦を交わしています。自民・公明の政権与党に対して、野党第一党の立憲民主党は政権交代を掲げて臨んでいます。
番組MCの水内茂幸(産経新聞WEB編集長)は、細野氏にとって「古巣」とも言える立憲民主党の政権担当能力について尋ねると、細野氏は以下の点を指摘しました。
また、米中対立の激化やウクライナ戦争の影響を踏まえ、日本の防衛政策をより現実的なものにする必要があると述べ、次のように強調しました。
細野氏は特に安全保障分野について、国民の関心が高まっていない現状に触れながらも、「国民的に湧き立つ旬なテーマとは思われないかもしれないが、本質的な問題なので底流で必ず効く」と、その重要性を訴えました。
細野氏「安全保障・外交と経済、この2つをしっかりやれる政党は自民党だと正面から訴えかければいいと思う」
また、細野氏は外交についてはトランプ大統領の再登板で日米関係の再構築が重要課題になると指摘。安倍晋三元首相が築いた「自由で開かれたインド太平洋」という概念やトランプ大統領との人間関係を石破政権でも引き継ぐ重要性を強調しました。
細野氏「石破さんは安倍さんと複雑な関係だったのかもしれないけれど、日米同盟を(安倍さんの)遺産なんだと認めた上で引き継いでいく。これは自民党内では良いメッセージ」
さらに、政権運営の安定性について、次のように述べました。「日米同盟は政権の安定の大前提。長期政権を作るためには政策の理念を固め、選挙で強いことが必要。一歩を踏み出したと評価している」と締めくくりました。
自民党が一枚岩となって参院選に臨むことができるのか、参院選の情勢を左右する注目ポイントとなりそうです。
動画ではこのほか、今国会で論戦となっている選択的夫婦別姓制度や安倍政権の遺産とこれからの自民党などについて語ってもらっています。ぜひご覧ください
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