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【衆院選2026】YouTube戦線に異変?「高市一強」の裏で参政・国民民主・れいわ・中道が苦戦する要因とは?独自層を固めるチームみらいの動向もデータ分析!(鈴木邦和×山本期日前)

2026/2/5

選挙ドットコム編集部

選挙ドットコム編集部

2月2日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」では、衆院選2026の中盤戦データ分析を大特集!政党別の関連動画再生数に起きた変動の要因とは?昨年の参院選で見られなかった新しい風とは?MCの選挙芸人・山本期日前氏と、選挙ドットコム編集長の鈴木邦和氏が解説します。

選挙ドットコム編集長 鈴木邦和(以下、鈴木):これは政党別にYouTubeの再生数とポジネガ(ポジティブ・ネガティブ比率)を分析したものです。見ていただくと、やはり高市早苗さんが圧倒的にポジティブ(青)が多くて、中道改革連合がかなりネガティブ(赤)。自民党に関してはポジティブの方がまだ多いけれど、ネガティブも結構出てきているという全体状況です。

この状況を、前回の参院選と比較するのが分かりやすいかなと思って、全く同じ集計方法でやった結果がこちらです。

MC選挙芸人 山本期日前氏(以下、期日前氏):これはもう違いすぎますね!

鈴木:自民党、真っ赤(ネガティブ)じゃないですか。そこから今はかなり回復しているわけです。で、ポイントとして見ていただきたいのは、参院選時は再生数2番目が参政党だったんですよ。

MC期日前氏そこまでいけていたのが今回……。

鈴木:これがそうです、2026年は参政党はそこ(下位)なんですよ。

MC期日前氏神谷(宗幣)さんが「今回伸びない」みたいな投稿をされていましたが…

鈴木:数字に如実に出てます。参政党は今、YouTube上の勢いを失っているんですよ。

MC期日前氏参院選が終わった後でも、宮城や福井の(知事)選挙で「かなり勝ったな」という印象はあったんですけども。そこが今回の選挙では、高市さんに支配されすぎて……。

鈴木:そうです。高市さんの方が結局数字が取れるので、流れちゃっている。宮城県知事選と違うのは、今回の「敵」が高市さんなので、そっちに再生数で負けちゃうんですよ。

MC期日前氏:ああ……。じゃあ、これから選挙の予想をする上で「この選挙では誰が一番数字を取れそうなのか」をまず見てから考えないと。

鈴木:そうかもしれないです。例えば「地方選で参政党にあれだけ勢いがあるから」という理由だけだと、間違った予測になってしまう。今回は圧倒的に高市さんが「一強」状態なので、その状況下で参政党も国民民主党もめちゃくちゃ伸び悩んでいるのが今の状況ですね。国民民主や参政はポジティブが多いんですよ。ネガティブがほとんどない。だけど、再生数、つまり「発信力」で完全にやられているという状況ですね。

MC期日前氏もう「量」で完全に持っていかれているというところなんですね。

鈴木:はい。ただ一方で、自民党のネガティブの割合ですが、前回集計からさらにもうちょっと増えているんですよ。内容を見ていくとほぼ同じで、とにかくこの衆院選で落選してほしい議員をひたすらコンテンツ化している。それがネガティブの3割ぐらいを占めています。

MC期日前氏ああ、そこがネガティブの要因なんですね。

鈴木:おそらくですが、日本保守党とか参政党とか国民民主党がターゲットにしたい層……彼らを利するような動画が、自民党へのネガティブとして回っている。ただ、それでも高市さんの影響によるポジティブ動画の割合を覆せていないんですよ。

MC期日前氏個人を攻撃したとしても、結局はこの政党の伸び幅によって、そこがもう吸収されてしまっている。

鈴木:物量で押し切られてますね。

MC期日前氏そうなんですね。前回「サイバー戦争」みたいだと言いましたが、今のところ自民が圧勝している。

鈴木:いや、本当にそういう状況ですね。で、もう一個見ていただきたい、高市さんの強さを示すデータが次です。

鈴木:グラフとしては若干歪(いびつ)ですが、各政党の代表者をキーワード別にYouTube再生数で積み上げた結果です。一番上の赤が高市さんで、それ以外が各党の党首。

MC期日前氏:なんか「高市さん vs その他」みたいな……。

鈴木:もう「その他」ですら、積み上げても全く勝負になってないんですよ。

MC期日前氏全員足しても?

鈴木:全然勝負にならないです。

MC期日前氏:これ、ネットに強い政党がある中でもこれってことですよね。

鈴木:そう。玉木雄一郎さん(国民民主党代表)とか神谷宗幣さん(参政党代表)とか、日本保守党の百田尚樹さんに関しては、ポジティブ動画の方が相当多いんですよ。多いのに、それでもやっぱり高市さんの人気が強すぎて、物量で完全に押し切られている。

MC期日前氏:うわあ。これしかも、ネットだけじゃなくてリアルでも強いじゃないですか。

鈴木:そうだね。もう街頭やばいもんね。

MC期日前氏:これ、崩す方法あるんですか?

鈴木:今のところ僕も見当たらないです。僕がこの状況にいて、例えば国民民主党や参政党、あるいは中道改革連合の陣営にいたとしたら、崩すのは相当難しい。ここまで圧倒的だと、ちょっとのテコ入れでは覆せないレベルですね。今、これだけ高市さんの人気で自民党が強くて、逆に当初伸びると想定していた国民民主党や参政党が伸び悩んでいるのは、間違いなくYouTubeのこういう構造が影響していますよね。

MC期日前氏:特に、参政党や国民民主党がネット上で支配できなくて選挙区でも伸び悩むとなると、基本的には「自民 vs 中道改革連合」になった時に、自民の方にどんどん小選挙区でも乗りやすくなってくるという感じになるってことですね。

鈴木:だから中道改革連合もきついんですよね。ポジネガを見ていくと、ポジティブなのは政党や候補者が発信しているものが一部残っていますが、他はほとんどネガティブ動画になってしまっている、ということですよね。

MC期日前氏:いや、これ可視化されるとちょっとえげつないっすね。

鈴木:あと、れいわ新選組とかも結構厳しいですね。

MC期日前氏:だって参院選のタイミングでは3位。

鈴木:そうです。そうだったんですけど、今は逆に下から数えた方が早い。

MC期日前氏うわあ。やっぱ山本太郎さんが(候補に)いないことの影響は大きいんですかね?

鈴木:まあ、大きいと思いますね。単純にコンテンツ力がちょっとなくなっているんだと思います。このYouTubeの移り変わりは、今の無党派層の動向と凄くリンクしている。全体的に国民民主党・参政党・日本保守党が厳しくなって、中道改革連合もれいわ新選組も厳しくて、その代わり自民党が一強になっている。これはおそらく各社の情勢調査とも整合する結果だなと思いますね。

MC期日前氏:いや、これはちょっと……。

鈴木:唯一、全然説明できないのが、チームみらいです。チームみらいは、相変わらずYouTube上でも再生数は全然回っていないんですよ。これは蓋を開けてみないと分からないですが、おそらくチームみらいが今、支持層として崩しているのは「YouTubeをあまり見ない人たち」である可能性があります。

MC期日前氏:新聞読者とか?

鈴木:新聞読者とかはありますね。以前から言っているように、チームみらいが躍進する可能性として、争点化した消費税の減税に反対の人たちの行き先はチームみらいしかない。そういう人たちは新聞を読んでいる層と親和性が高いんですよ。そういう層を崩せている可能性もあるし、あとは調査を見る限りでは日本維新の会の支持層も一部崩していますね。

MC期日前氏日経新聞支持層というか。

鈴木:そのあたりを結構崩している可能性がありますね。だからその辺はYouTubeには現れていないんです。

動画本編はこちら!

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