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2025年1月23日に公開された動画のテーマは、「選挙のプロと東京都議選の議席予想！」です。

選挙プランナーの藤川晋之助氏に、東京都議選の議席予想や各党の戦略について語っていただきました。

選挙のプロは維新に石丸新党との選挙協力をおすすめ！？

【このトピックのポイント】

• 支持者の高齢化で弱体化する公明党にはこれが必要！
• 維新がローカル政党から脱皮する道とは
• 選挙のプロが語る都議会の議席予想と注目ポイント！

公明党が取るべき戦略とは？新興政党は議席を取る？

今回は1月21日に公開した動画の後編です。
前編の記事はコチラ：“選挙の神様”藤川晋之助氏が語る！石丸新党との関係と都議選での各党の戦い方とは？

選挙のプロの藤川氏に都議選について、お話を聞いていきます。

MC山本期日前「前回の衆院選では、公明党は大惨敗でした。今回の都議選でも、公明党の候補者がいない選挙区で自民党の候補者に推薦を出すべきだと思いますか？」

藤川氏は今までの自公政権の歴史を見ても「一定の協力はやっぱりありうるだろう」とコメント。

公明党は、支持者の高齢化もあり、公明党の支持母体となる宗教団体の絶対数が少しずつ小さくなっている結果、今の投票率が低下していると藤川氏は解説します。

では、公明党が票を伸ばすためにはどういう行動が必要なのでしょうか？

自民党と本気で組んで、都民に「こういう政策を反映させていく」ということを示さないと、説得力がないのではないかと藤川氏は語りました。

MC山本「前回の衆院選で、共産党がれいわに比例で負けたのが衝撃でした」

れいわ新選組には、日本共産党にも立憲民主党にいけないような左派の票が集まったと藤川氏。一方、自民党が400万票減らし、日本保守党と参政党が3議席ずつ獲得したのも、保守票が流れたと言えると解説しました。

MC山本「れいわ新選組は、都議選で候補者を擁立したら議席を取るチャンスはありますか？」

藤川氏「あると思いますよ」

MC山本「参政党や日本保守党などにも議席を取るチャンスはあるのでしょうか？」

藤川氏「チャンスはあると思います」

日本維新の会の弱点と都議会での展望

MC山本「前回、維新は1議席でした。維新が議席を増やすためには何が必要なのでしょうか？」

藤川氏は日本維新の会は「大阪のローカル政党というイメージから脱皮できない」と言及。維新は東京をどうしたいのか、日本をどうしたいのかと「具体的な政策をもう少し持たないとなかなか党勢拡大するのは難しいんじゃないかな」と語りました。

MC山本「都議選は、政党に入ってないと当選するのがすごく難しいイメージがあります」

藤川氏は、昔は、衆議院選挙は7割が政党で3割が個人の力で、都議選は五分五分。区議選では、7割が自分の力で3割が政党の力だと言われていたと話します。

名前が知られていない新人は政党名で有権者に振り向いてもらう必要がありますが、2期目からは個人の名前でも票が取れるようになっていきます。

今回、3期目の戦いとなる都民ファーストの会について「決して楽な選挙ではないと思いますけど、やっぱり手堅い戦いをしていくと見てる人が多いですよね」と藤川氏はコメントしました。

選挙のプロによる都議会の議席予想

MC山本「今、自民党、公明党、都民ファーストが知事与党が過半数割れをすることはありますか？」

この質問に藤川氏は「ないでしょう」と即答。

再生の道が、少なくとも25～30人位の塊でまとまって当選しないと流動化は起きません。

藤川氏は「現実的にみると7〜8議席の範囲で止まってしまう可能性が今の時点では大きい」という考えを示しました。

MC山本「今回、いろいろな新興政党が出ています。どこから票が削られていくのでしょうか？」

「石丸新党が出てきたときには、自民からも削られ、都民ファからも削られ、立憲からも削られる可能性が十分にある」と藤川氏。一方、東京都内と多摩地区では状況が異なり、昨年の都知事選でも多摩地域は蓮舫氏が強かったため「意外と立憲は根強く頑張れるのかもしれないな」と語りました。

MC山本「前回、全員当選した公明党はどうでしょうか？」

藤川氏「1人、2人は難しいかもしれないなと思っています」

MC山本「共産党は？」

藤川氏「増えることはないでしょう」

MC山本「立憲民主党は？」

藤川氏「プラス1、2と増える可能性はありますね」

MC山本「維新は？」

「1議席は死守してほしい」と藤川氏。もし、藤川氏が維新の選挙に関わるとしたら、「石丸新党と選挙協力をして3議席ぐらい維新で取れる環境づくりを調整する」と語りました。

MC山本「最後に、都議選の1番の注目ポイントを教えてください」

藤川氏は「都民ファがどれくらい現状を維持できるか。それが、今の都知事への評価に繋がる」と話し、「同時に、我々古い世代ではちょっと考えられない、 新しい直球を投げてきた、石丸新党『再生の道』がどこまで食い込んでいくかが注目点だと思います」

動画本編はこちら！

石丸新党の台頭で割を食う政党はどこ！？

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