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2025年1月21日に公開された動画のテーマは、「選挙の神様が考える都議選の展望」です。

選挙プランナーの藤川晋之助氏をお招きして、藤川氏と石丸伸二氏の現在の関係や各政党が都議選で何をすべきなのかについて語っていただきました。

2期8年では役人になめられる？安芸高田市の経験は都政に通じない！？

【このトピックのポイント】

• 発想が古い！？政策がなくても政党は上手くいくのか？
• 石丸新党の議席獲得で議席を減らす党とは？
• 国民民主と都ファの選挙協力の現実ラインはココだ！？

政策はなし！新しい形の地域政党「再生の道」は上手くいくのか！？

MC山本期日前「本日は、藤川氏に都議選の展望をお聞きしていきましょう」

藤川氏は、昨年の都知事選では石丸氏をサポートしましたが、今回の石丸新党には参加していません。

1ヶ月半ほど前に藤川氏は、石丸氏から新党の構想を聞きました。藤川氏が「政策を聞かせてほしい」と尋ねたところ、石丸氏は「政策はありません！」と即答したそうです。

昭和から長い期間、選挙経験がある藤川氏は、今までに約60以上の少数政党が、生まれては泡のように消えていく姿を見てきました。

選挙に出るのと地域政党を作るのは質が異なり、地域政党を作るのは「相当の志と、覚悟とエネルギーが必要だ」と石丸氏に伝えました。

この藤川氏の言葉を聞いた石丸氏は「その発想そのものが、もう古いんです」と答えたそうです。

石丸氏が目指すのは『転職政党』であり、2期8年の任期で都議会議員を務めたあとは、また社会に戻っていってもらう。思想があると重くてなかなか入ってもらえないから、この政党は無色であり、党議拘束もない党にする。鉄の掟は2期8年だけであり、それ以外は自由ないわば「プラットフォーム政党を作る」という構想を語りました。

大阪市会議員を2期務めていた藤川氏は自身の経験も踏まえ、1期目は知識をつけて議会に慣れ、2期目から一人前の発言ができるように脂がのってきて、3期目ぐらいで花が咲くのではないかと語ります。

石丸氏の2期8年の任期は「役人目線でいうと、8年で辞めるから適当に扱っていればいいや」となるのではないかと懸念を示しました。

また、石丸氏が市長を経験した広島県の安芸高田市と、東京都では役人の数も、議員の数も、活動範囲も全ての規模が異なります。

藤川氏は「頑張ってほしいなとは思いますけど、やや距離を置いた目で見てるというのが現実的な私の思い」と率直な感想を述べました。

MC山本「一方で、藤川選挙戦略研究所にいた西岡さんが、石丸新党の会見を仕切っていたのが、気になっている方も多いと思います」

前回の選挙（都知事選）では、西岡氏も中心メンバーとして選挙戦を戦いました。

藤川氏は「彼のような経験値とやっぱり選挙違反を起こさないようにするためには、ああいう存在が必要だ」と話し「うちとは距離を置いて、西岡君を事務局長として一緒にがんばれよということで、親心じゃないけど、彼を行かせた」とコメントしました。

石丸新党の議席数は？都ファと国民民主党の選挙協力はどうなる？

朝日新聞が実施した1月の世論調査で、石丸氏の新党「再生の道」に期待すると答えた方は、38％でした。

この数字を見て藤川氏は「意外と期待感がある」と話します。

再生の道は10％～13％ぐらいの支持率を得ることも想定され「5人区以上では当選してくる可能性も出てくる」とコメントしました。

MC山本「再生の道が議席を獲得すると、どの政党の議席に影響がでるのでしょうか？」

藤川氏「やっぱり、自民が一番影響を受けちゃうと思うんですね」

都議会自民党ではまた政治とカネの問題が出ました。新鮮な石丸新党が出てくると、前回の衆議院選挙の結果と同じように自民党は厳しい選挙をせざるを得ない環境だと語りました。

MC山本「前回の都議選で候補者を出しても0議席だった国民民主党は支持率も上がっています。どのくらいの議席を取れると思いますか？」

国民民主党は都民ファ－ストの会と選挙区調整を協議しています。

2人区や3人区で候補者を擁立すると潰しあいになることも。そこを見定めて調整をしないと「共倒れになる可能性もなきにしもあらずだ」と藤川氏。国民民主党の候補者は、定数5以上の8選挙区での調整が一番順当だと思うと語り「国民民主もとりあえず5人当選できれば、5人会派で1つの主張ができる」ためここが、現実的な線ではないかという考えを示しました。

MC山本「再生の道と国民民主党が同じ選挙区で候補者を立てた場合、どちらの方が票を取ると思いますか？」

今、国民民主党が本気を出せば国民民主党の方が勢いが出ると語る藤川氏。

一方、再生の道は「オーディション方式の選考」を行う予定であり「50人、100人、200人と石丸さんの元で俺はやるんだと優秀な若い人が集まってきたらもう勢いがでますよ」とコメント。

藤川氏「うまくいくのか、そうじゃないのかというところの、まさに境目に今あると思います」

動画本編はこちら！

自民党、都民ファーストは都議選2025をどう戦うべきか？

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