選挙ドットコムは、JX通信社と共同で6月13日告示・22日投開票の東京都議会議員選挙(以下、都議選)の最新情勢調査を実施しました。この調査は投票日前最後の週末に行い、政党支持率や無党派層の意向などを調べました。告示前から支持を伸ばした政党と下げた政党とは?
【調査概要】この調査は、JX通信社が2025年6月14日(土)、15日(日)に実施。東京都内を対象にしたインターネット調査で4533サンプルを回収。集計にあたっては、性・年代を実際の人口統計に合わせて補正して、分析しております。
全体の支持率結果はこの通りです。
自民党が最多の10.5%、次いで立憲民主党が7.8%、都民ファーストの会が7.6%、国民民主党が7.4%と続きました。
全体的に小幅な変動にとどまりましたが、都議選告示前の6月6~8日に行った前回調査から最も支持を伸ばしたのが都民ファーストの会で3.3ポイント増となりました。一方、最も支持を下げたのは自民党で、1.3ポイント減となりました。
ただ、「まだ決めていない」と答えた投票先未定層が5割弱いるため、これから最終盤にかけて情勢が変わる余地があります。
年代別のクロス集計結果がこの図です。
おおむね若い世代では国民民主党と参政党に支持が高いです。高齢層では立憲民主党の支持が高くなる傾向にあります。自民党と都民ファーストの会も、高齢になるほど支持が伸びる傾向が見られました。
性別とのクロス集計がこの図です。
態度未定者が女性56.6%と、男性を大きく上回ったのが特徴です。
以上の結果から、最終盤にかけて支持政党を持たない「無党派層」、とくに投票先未定の女性がどのような投票行動をするかが全体の情勢に影響を与えそうです。
国政の支持政党とのクロス集計がこの図です。
国政での支持政党と都議選での投票先には関連があり、ほとんどの政党で支持層の約7〜9割が同じ政党を投票先に選んでいます。
自民党支持層は一部が都民ファーストの会に流出する傾向があります。
国民民主党支持層は同党への投票意向が6割台に留まり、一部が再生の道、都民ファーストの会に流出する傾向があります。
日本維新の会支持層は、都議選投票先で維新を選んだ人が5割台に留まる。都民ファーストの会、再生の道への流出が見られます。
そして、全体の約半分を占める無党派層は大多数が態度未定ですが、都民ファーストの会、立憲民主党、国民民主党、自民党などが分け合っている状況です。
関心がある争点は前回調査から大きな変化はありませんでした。引き続き、物価高対策が注目されています。
東京都議会議員選挙はいよいよ今週末の22日が投開票日です!今回の調査では、投票先未定層が半数を占めることが分かり、最終盤も目が離せない戦いとなりそうです!ぜひご注目ください。
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