2025年5月2日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」では、「都議選・板橋区選挙区」を特集!定数5の選挙区には10人が立候補を表明して、すでに選挙戦突入の様相も!?ゲストの選挙芸人・山本期日前氏とMCで元都議の鈴木邦和が徹底解説します。
5月9日時点で、板橋区選挙区(定数5)には予想される顔ぶれとして10人の名前が挙がっています。
・自由民主党/現職 松田やすまさ氏
・自由民主党/現職 河野ゆうき氏
・公明党/現職 かまた悦子氏
・立憲民主党/現職 宮瀬英治氏
・日本共産党/新人 竹内愛氏
・日本維新の会/新人 津田ふみや氏
・国民民主党/新人 高沢一基氏
・都民ファーストの会/新人 なかやましづ氏
・再生の道/新人 船本優月氏
・無所属/新人 瀧口修央氏
自民党は松田氏と河野氏の現職2人を擁立。2人とも地元選出の元衆院議員・下村博文氏の秘書を務めてましたが、昨年補選で当選した河野氏は都議会政治資金パーティー収入の不記載が発覚しています。期日前氏によると、不記載がなかった松田氏は集会などでも「不記載ゼロ」を前面にアピールして自民党支持票を固めようとし、一方の河野氏は高市早苗氏との二連ポスターを掲示するなど保守層を狙っている印象を受けるといいます。MC鈴木は「一番のライバル関係にある」と指摘し、不記載問題や保守候補の不在による自民支持層と保守層の票の動きが注目されるといいます。
公明党は、前回トップ当選した現職のかまた氏を擁立。期日前氏は教員の経験を活かした教育施策や駅のバリアフリー化などの地元課題解決のための政策実績があると紹介し、MC鈴木は「今回も盤石」とみます。
立憲民主党の宮瀬氏は「駅頭の鬼」と呼ばれるほど、始発から終電まで駅前に立つ活動の先駆者として知られています。民進党(当時)に大逆風が吹いた2017年にも議席を堅持した「5傑」の一人で地力の強さ、都議会での質問力の高さには定評があり、有力候補の一人です。
共産党はベテランの現職から新人の竹内氏にバトンタッチして議席の維持を目指します。竹内氏は20代から区議を務めて地元活動にも精力的に取り組んできました。前回都議補選でも次点で健闘しました。
維新は昨年の都議補選に立候補した新人の津田氏を擁立。板橋区の一部が含まれる東京12区を地盤とする阿部司衆院議員の秘書を務めていた経歴があり、期日前氏はそのエリアからの得票数に注目していると語ります。
国民民主党は、区議の高沢氏を擁立。労働組合「UAゼンセン」の準組織内議員として活動し、同党の都議選候補として最初に公認を得た一人です。自衛隊とも関わりが深いとされています。
都民ファは新人のなかやま氏を立てて議席奪還を目指します。元々企業などでYouTube制作に携わり「今回の都議選候補の中でYouTubeの活用に長けた候補の一人」(MC鈴木)と目されますが、本人は地元活動を優先するためにYouTube更新を控える趣旨の発言をしているといい、期日前氏とMC鈴木はこの戦略の成否も気にかかるといいます。
再生の道からは元東電社員の船本氏が立候補します。YouTubeなどの活動にも精力的に取り組み、今後いかに支持を広げていくか注目されます。
瀧口氏は過去のYouTubeなどの発信から、保守系の票の一部を獲得する可能性があると言及されました。
全体感をみると、期日前氏とMC鈴木は立憲と公明が議席を堅持し、残りの3議席を争う戦いになると見ます。
都議選板橋区選挙区の結果はこれまで、その時の政治トレンドを反映した結果になってきました。今回は第三極候補や女性候補、若手候補が複数擁立しているなどいずれも有力候補が揃っています。現職も新人も地元活動に本格的に乗り出している様子がみえ、板橋区だけすでに選挙が始まっているようだといいます。
注目選挙区の明日を決めるのは有権者の皆さんの1票です!ぜひこれからもご注目ください。
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