2025年5月1日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」では、「都議選・品川区選挙区」を特集!各政党と無所属の有力候補が勢ぞろいして4議席をめぐって争う、今回の都議選で「最激戦区」と目される品川区!ゲストの選挙芸人・山本期日前氏とMCで元都議の鈴木邦和が徹底解説します。
5月8日時点で品川区選挙区(定数4)に予想される顔ぶれとして9人の名前が挙がっています。
・公明党/現職 伊藤こういち氏
・日本共産党/現職 白石たみお氏
・無所属/現職 しのはらりか氏
・自由民主党/新人 せりざわ裕次郎氏
・立憲民主党/新人 ひがしゆき氏
・国民民主党/新人 石田しんご氏
・都民ファーストの会/新人 岡本さとし氏
・再生の道/新人 岡本ゆうじ氏
・無所属/新人 かわぐちめぐみ氏
前回トップ当選だった公明党の伊藤氏は、第三極の候補が複数名乗りを上げている中で今回も有利なポジションをとれるとして、盤石な戦いを展開できそうです。
共産党現職の白石氏は、地域課題である羽田空港の低空飛行問題の追及を始めとして、小池都政に対する問題提起と追及で存在感を発揮してきました。
しのはら氏は昨年の補選で無所属で当選し、大きな話題を呼びました。元都議の森澤恭子区長の秘書を務めた経験があり、現在も政策的な連携が取れている点などが強みとなりそうです。今回も台風の目となると予想されています。
自民党からは、昨年の都議補選で惜敗した新人の芹沢氏が再挑戦します。自民党は過去2回とも公認候補2人を擁立した結果共倒れして議席を失いましたが、今回は一本化。「構図的にはかなり有利」(MC鈴木)ですが、期日前氏は「むしろここ(定数4の選挙区)で負けるなら自民党は(全体で)10議席台」と表現するほど全体情勢を占う重要な選挙区になると指摘しました。
立憲民主党新人のひがし氏は、区議選で上位当選した「党としては品川区で一番強い候補」(期日前氏)を擁立し、前回に続く議席獲得を目指しています。立憲民主党も今回の都議選での議席増を目指す上では落とせない選挙区です。
国民民主党は元区議の石田氏を擁立。品川区を地盤としていた松原仁衆院議員の元秘書で地道に地元活動を続けており、躍進している党の勢いを受けて議席獲得を狙います。
都民ファの岡本氏は27歳で、現時点では最年少候補です。公認会計士や税理士としての経験があり、精力的に地元活動のスタートを切っています。第三極候補が多い中で、小池都政との連携を追い風にして支持を固められるかがカギとなりそうです。
再生の道の新人の岡本氏は大手証券会社に勤務していた経歴があります。再生の道は4人以上の選挙区に2人以上擁立する方針を出していましたが、品川区では1人に絞られている形で、今後の活動で支持をどれだけ伸ばすのか注目されています。
無所属のかわぐち氏は行政書士やファイナンシャルプランナーとして、都議補選や衆院選、品川区議選などに立候補した経験があります。既存政治への不満を抱える層の投票の受け皿となると見込まれます。
現時点での品川区選挙区の情勢としては、共産の白石氏、立憲のひがし氏と無所属のかわぐち氏が国政や都政の批判票を、都民ファの岡本氏や国民民主の石田氏、再生の道の岡本氏、無所属のしのはら氏が無党派層の受け皿になると見込まれる一方で、自民のせりざわ氏と公明の伊藤氏が有利なポジションに立っています。
しかし、前回はトップ当選と最下位当選者の票数がわずか3000票差以内と僅差で「投票率次第で逆転現象も起こる」(期日前氏)可能性があり、投票箱が閉まるまで目が離せません。
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