2025年5月3日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」では、選挙芸人の山本期日前氏とMCの鈴木邦和が「都議選・葛飾区選挙区」の情勢を徹底分析します。定数4に対して、現時点で8人が立候補を表明している熾烈な争いの注目ポイントとは?
5月9日時点で葛飾区選挙区(定数4)には以下の8人が立候補を表明しています。
・自民党/現職 平田みつよし氏
・公明党/現職 北口つよし氏
・立憲民主党/現職 米川大二郎氏
・日本共産党/現職 和泉なおみ氏
・国民民主党/新人 ときざき直行氏
・都民ファーストの会/新人 小川ゆうた氏
・再生の道/新人 岩見奈津代氏
・無所属/新人 黒田こうへい氏
自民党は現職の平田氏を擁立します。過去の都議選では2人を擁立してきましたが、今回は一本化する形です。
公明党は現職の北口氏を擁立。葛飾区は前代表の山口那津男氏の地盤で、創価学会名誉会長の池田大作氏がブロック長を務めていた時代もあるなど、党としても負けられない選挙区です。
立憲民主党は、無所属として活動していた現職の米川氏を公認。米川氏は2013年葛飾区議選では自民党公認で、2017年と2021年都議選では都民ファーストの会公認で当選してきました。期日前氏は政党の変遷によって「元々の支持者がついてこられるのか」が気になると語ります。
共産党は現職の和泉氏を公認して議席維持をうかがいます。和泉氏は現在都議会会派の幹事長を務めています。MC鈴木は都議会で生活困窮者対策や住宅政策など共産党が柱とする政策を熱意をもって取り上げている姿が記憶にあり「共産党議員の鑑のような方」との印象を語ります。
国民民主党は新人のときざき氏を公認して、議席獲得を狙います。期日前氏は、ときざき氏について国土交通省や群馬県庁での勤務経験から航空行政や教育行政に知見があるのが強みだと解説。
都民ファーストの会は葛飾区議の小川氏を立てて議席獲得を目指します。小川氏はこれまで無所属で活動しており、前回都議選では落選しましたが、その後に行われた葛飾区議選で当選しました。
再生の道新人の岩見氏は、女性雑誌の編集長や「言語化プロデューザー」などを務めている経歴があり、「下町の編集者」として葛飾区内でも活動してきました。
黒田氏は、日本生命グループでシニアトレーダーなどを務め、金融系の知見があるのが強みだと期日前氏は紹介しました。
葛飾区は自民党が強く、民主系が弱いと言われている選挙区です。現在の情勢としては、前回トップの公明、候補を一本化した自民は盤石で、3議席目以降を争う戦いになるとみられます。
共産党の和泉氏は支持層を固めれば優位に戦える可能性があります。また、MC鈴木と期日前氏はそれぞれ、立憲民主党の米川氏について都民ファの票数を一定取ることも考えられる一方で、立憲支持層を固められるかが勝敗を左右するカギとなりそうだと予想します。
第三極票の受け皿になると見込まれる都民ファ、再生の道、国民民主がどれだけ得票するかも注目です。
さらに期日前氏は、葛飾区議選が都議選の数か月後に執行される予定のため、今後候補者が増える可能性を示唆しました。まだまだ葛飾区選挙区から目が離せません!
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