2025年5月4日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」では、「都議選・町田市選挙区」を特集!新住民が多く、政党ラベルと構図で勝敗が決まりやすいと言われる有力候補ぞろいの注目選挙区をゲストの選挙芸人・山本期日前氏とMCで元都議の鈴木邦和が徹底解説します。
2025年5月9日時点で町田市選挙区(定数4)で立候補を表明しているのが、以下の8人です。
・自由民主党/現職 星だいすけ氏
・都民ファーストの会/現職 藤井あきら氏
・日本共産党/現職 池川友一氏
・公明党/新人 村松としたか氏
・立憲民主党/新人 東友美氏
・国民民主党/新人 広田ゆう大氏
・再生の道/新人 浅井なおゆき氏
・再生の道/新人 たきぐち昭彦氏
自民党は現職の星氏を公認。都議・市議を務める以前はプロサッカー選手で地元の「FC町田ゼルビア」にも所属していました。都議会自民党の政治資金パーティー収入不記載が発覚しているものの、「逆風の中でも浮動票を取れる候補」(期日前氏)と目されています。
都民ファーストの会公認の藤井氏は前回都議選で町田市に国替えして当選を果たしました。マイクロソフト社勤務などを経て、「都議の中で最もデジタルに詳しい」(MC鈴木)議員の一人として都政のデジタル化に貢献してきました。
共産党は現職の池川氏を擁立。都立高校でのツーブロック禁止など理不尽な校則「ブラック校則」を追及したことで話題を呼び、学校現場での改善へとつなげた実績があります。他会派との交渉でも活躍しており「共産党都議団でエースになる方」(MC鈴木)と評されます。
公明党は現職から新人の村松氏へとバトンタッチして議席堅持を目指します。村松氏は海外勤務や民間企業での役員経験が豊富で、市議を務めた経験があります。
立憲民主党は市議の東氏を擁立して議席獲得を目指します。期日前氏は、性的マイノリティーや障害者福祉などの福祉政策に力を入れて取り組んできたと紹介。区議選でも上位当選で「強い候補者を出してきた」と印象を語ります。
国民民主党は、新人の広田氏を立てて議席獲得を狙います。フリースクールの代表などを務め教育政策に知見があると見込まれる「党のカラーにかなり合う、強い候補」(期日前氏)と見られます。地元フェスの実行委員長経験もあり、地縁の強さもあるといいます。
再生の道は新人2人を立てています。浅井氏は一級建築士の資格を持っています。すでに地元活動では市政・都政課題に触れた演説も始めています。たきぐち氏は日立製作所や外資系IT企業勤務、大前研一氏が立ち上げた「平成維新の会」にも参加した経験がある候補です。
町田市は人口が増えている地域で、政党ラベルや構図で勝敗が決まりやすい選挙区です。2017年都議選では投票日の約2週間前に公認された都民ファの新人候補がトップ当選するケースもありました。
今回の都議選では、候補者が乱立する中で公明党は有利になる構図になっています。
過去の選挙では、自民党は2人立てて1人落ちる、民主系は連敗の傾向が続いていますが、一本化した自民党は固いという見方でMC鈴木と期日前氏が一致しました。しかし立憲も、昨年の衆院選では小選挙区で議席を獲得しており、現時点で唯一の女性候補を立てている点でも注目を集めやすく、優位に戦える条件がそろっている中で都議選での劣勢を覆せるかが注目です。
国民民主党と都民ファは第三極票を競い合う真っ向勝負の様相を呈しています。さらに、共産党も浮動票が取れると目されており、混戦模様です。
再生の道は定数4に対して、2人立候補しているため支持を伸ばし、候補が差別化を図りながら得票できるかが問われそうです。
現職も新人も有力者ぞろいの町田市選挙区!選挙ドットコムではこれからも情報を発信してまいりますので、ご注目ください。
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