5月24日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」のテーマは都議選注目選挙区特集として北区を解説!北区選挙区は都議選において、常に注目される政治的に特徴的な地域です。今回の都議選では、定数3に対して多くの候補者が手を挙げており、激戦となる様相を呈しています。
予想される顔ぶれは、現職の都民ファーストの会・こまざき美紀氏と公明党・大松あきら氏に加え、新人として自由民主党・戸枝大幸氏、日本共産党・せいの恵子氏、日本維新の会・きとう直樹氏、無所属のさかのみさ子氏と大場のりお氏、政治団体「自治労と自治労連から国民を守る党」の小澤正人さんなどが挙げられています。
注目候補者として、都民ファーストのこまざき氏は、前回の都議補選で当選した現職です。事前の情勢報道ではリードされていたとされる昨年の補選で勝利しており、候補者力が非常に高いと評されています。リベラル層だけでなく、公明党や維新、無党派層からも票を集める可能性があり、他の候補者から抜きん出た強さを持つと見られています。
公明党の大松氏は、元公明新聞記者を経て、都議5期を務めるベテランです。北区が含まれていた衆議院東京12区は公明党が長らく議席を守ってきまた選挙区ですが、昨年衆院選からの区割り変更によって公明党の小選挙区ではなくなってから初めて迎える都議選であり、北区における公明党の組織力が試される選挙となります。
自民党の戸枝氏は前回の都議補選で落選しましたが、元区議として上位当選の実績があり、田端地域などで強い票を持つとされます。北区の自民党は、現在の山田加奈子区長や高木啓衆院議員との関係が複雑で、戸枝氏が都議選候補になるまでには党内の軋轢が見られたといいます。今回は高木氏の応援を得ている形はみえるものの、その熱意には未知数な部分があるようです。
共産党のせいの氏は北区議2期を務め、元文京区役所や台東区役所で看護師や保健師として勤務していました。父親も元都議という政治家一家の出身です。
維新のきとう氏は昨年の都議補選にも出馬しており、今回は票をどれだけ伸ばせるか注目されています。元住友不動産勤務、維新の政務調査会で政策立案に携わっていた経験もあります。再生の道から候補者が出ない場合、維新にとって有利に働く可能性が指摘されています。
無所属のさかの氏は2023年北区議会議員選挙や、日本維新の会の公認候補として茨城県牛久市長選挙に立候補した経験があります。
大場氏は元々、別の選挙区で再生の道の候補者の手伝いをしていましたが、北区では同団体の合格者がゼロだったため、今回立候補を表明したといいます。
NHK党の浜田聡参院議員が代表を務める政治団体「自治労と自治労連から国民を守る党」は小澤氏を擁立して議席獲得を目指します。
過去の選挙では、2021年の都議選では自民党の山田氏がトップ当選し、公明、共産も当選しました。2017年には都民ファーストの音喜多駿氏が圧倒的な票で当選し、自民党の高木氏が落選するという衝撃的な結果もありました。特に北区の自民党は、候補者選定を巡る対立や区議会会派の分裂など、わずか8年ほどの間に複雑な歴史をたどっています。
今回の選挙は、こまざき氏が有力視される一方で、残りの2枠は混戦であり、大松氏、戸枝氏、せいの氏を中心に、きとう氏や他の無所属候補者がどこまで食い込めるかが鍵となります。立憲民主党や国民民主党の支持票の行方も注目ポイントです。
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