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2025年1月17日に公開された動画のゲストは、JX通信社代表の米重克洋氏です。
マスメディアの情報を信用しているか、与党に他の政党が加わるべきか、年収の壁と教育無償化の比較、選択的夫婦別姓など、最新の話題の世論調査の結果を紹介していきます。
【このトピックのポイント】

最初の質問は「マスメディアの情報」についてです。
Q.あなたは、新聞やテレビなどのいわゆる「マスメディア」の情報を信用していますか?
選択肢は「とても信用している」、「どちらかといえば信用している」、「どちらともいえない」、「どちらかといえば信用していない」、「全く信用していない」で調査しました。
MC千葉佳織「昨年は、都知事選や兵庫県知事選などで、ネットなのかマスメディアかなど色々な議論がありました。結果を見ていきましょう」
米重氏は調査結果について「ネット調査は信用していないという人がやや多く、電話調査では、信用しているという人の方が結構多く、どちらともいえないという人は3割以上」と解説。
米重氏「若い人ほど信用していないという回答が多くなりがちであり、高齢の人ほど信用しているという答えが多くなりがち。これは、年齢の傾向的にも、かなりはっきり出ている」
調査結果のグラフは「ある意味今の『メディアシフト』と『世代間の動向の違い』がきれいに可視化されている」と分析しました。

マスメディアとネットについての考え方は変化しているのでしょうか?
米重氏が行った別の調査では「ネットの情報は信用できるか」という質問で、ネット情報もあまり信用されていないという結果がでました。
「ただ、自分が信頼している専門家やインフルエンサーの発信は信頼でき、相対的にマスメディアの情報を信用しにくい、信用できないと思っている人は多分いるだろう」と米重氏は分析します。
最近では「敵対的メディア認知」という、マスメディアの報道が仮に中立であったとしても右から見れば左に、左から見れば右にと偏って見られる心理的傾向が、世論の分極化を議論するうえで重要な課題にもなっています。
米重氏「ネットに長い時間接触して情報収集をしている人は相対的に『敵対的メディア認知』の心理的傾向を持ちやすく、結果としてやはり信用していないと答えやすいことはあるだろうなと思います」

2つめの質問は、「連立政権の枠組み」についてです。
Q.あなたは、自民党と公明党の連立政権に、他の政党が加わる必要があると思いますか?
選択肢は「立憲民主党を加えるべきだ」、「日本維新の会を加えるべきだ」、「国民民主党を加えるべきだ」、「その他の野党を加えるべきだ」、「どの党も加えるべきではない」、「わからない、答えない」で調査しました。
MC千葉「新しい聞き方ですね。結果を見ると、どの党も加えるべきではないが一番大きい割合でした」
米重氏は、この質問は与党を主語にしているので「野党がそこに入るべきではないという答えが比較的多い」と言及しました。
一方、政党別に見ると、若い世代では「国民民主党を加えるべきだと」と答えた割合が若干高いです。
ネット調査の結果から、与党に入ってでも国民民主党の政策を実現してもらいたいと思っている人が、一定の割合いることが分かると米重氏は解説しました。
また、電話調査では立憲民主党の割合が大きくなりました。
米重氏は「いわゆる大連立的な何か動向を若干希望している有権者がいるだろうなと」とコメント。「ただ、全体の割合から見たら決して多くはないですね」と語りました。
MC千葉「与党の支持層はあまり入ってほしくないと思っていて、野党の支持層は入ってほしいと思っているなどの傾向はあるのでしょうか?」
米重氏「わざわざ枠組みを組み替えてほしいと思っている有権者は、どの政党支持層においてもそれほど多いわけではないですね」

3つめの質問は「年収の壁の引き上げと教育無償化」についてです。
Q.国民民主党は年収の壁の178万円への引き上げ、日本維新の会は教育無償化を与党に求めています。あなたは、年収の壁の引き上げと教育無償化を比較した場合、どちらを優先すべきだと思いますか?
選択肢は「年収の壁の178万円への引き上げ」、「教育無償化」、「どちらも必要ない」、「わからない、答えない」で調査しました。
電話調査では教育無償化がやや多く、ネット調査では年収の壁の方が多い結果になりました。
この結果に米重氏は「年齢の傾向が、結構出ている」と分析します。
年収の壁の引き上げは、働いて所得を得ている現役世代など相対的に若い人が「ぜひ実現をしてほしい」と思っているので、ネット調査で割合が高くなる結果に。
一方、電話調査では、教育無償化のウエートが大きくなったというよりは、年収の壁の178万円の引き上げのウエートが少し下がった結果、並んだというイメージだと解説しました。
昨年10月に実施されたNHKの調査では、若い世代は103万円の壁の引き上げを期待していて、高齢者層は低所得者への給付金などのお金をもらうやり方を希望している方が多いという結果も出ました。
米重氏「同じ物価高対策にしても、やり方は年齢によって求めるものが違うという結果が出てたりします」

最後の質問は「選択的夫婦別姓」についてです。
Q.選択的夫婦別姓が導入された場合、あなたは夫婦で別姓にしたいと思いますか?
選択肢は、「別姓にしたい」、「どちらともいえない」、「同姓にしたい」で調査しました。
MC千葉「意外ですね。同姓にしたいがこんなに多いんですね!」
別姓にしたいと明確に答える方は1割前後、同姓にしたい、どちらともいえないが同程度の割合でした。
米重氏は、すでに結婚している方が旧姓に戻すことを念頭にして回答する方もいるため、質問の組み立て方で割合が変わる可能性もあると言及しました。
MC千葉「注意しなければならないのが、選択的夫婦別姓自体に賛成か反対かではなく、もし導入された場合にどうしたいかという質問ですよね」
米重氏「全体的に見たら、選択的夫婦別姓を望んでいる人が多いのはファクトです。ただ、それを自分がやるかどうかは別の問題だという側面が見えてくるのではないかなと思います」
与党は年収の壁と教育無償化の安い方を取る!?世論はどちらを優先する?
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