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日本維新の会・藤田文武衆院議員登場!衆院選に向けた維新の拡大戦略とは?!選挙ドットコムちゃんねるまとめ

2024/8/8

選挙ドットコム編集部

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2024年7月27日に公開された動画ではゲストに日本維新の会幹事長・藤田文武衆院議員をお招きし、維新が勢力を伸ばすための今後の戦略について語っていただきました。

野党共闘は無理?!政策のすり合わせで立憲に公開討論を申し込んだら断られた?!

【このトピックのポイント】

  • 維新はテレビの中の政党?!大阪だけ?!最近イメージが変わってきた?
  • 次期衆院選に向けて、準備が整ってきたの!
  • 選挙に勝つための候補者調整は意味がない?!

藤田氏のプロフィールは以下の通りです。

現在、日本維新の会の幹事長を務める藤田氏は、学生時代から政治家と経営者を意識し始めたとのことです。留学後、ベンチャー企業の勤務を経て2010年に会社を設立。2012年に維新政治塾の1期生として入塾したのが、政治と維新の会に接点を持った始まりだそうです。

2017年衆院選に初チャレンジ、2019年の衆院補選で初当選、2期目で日本維新の会の幹事長に就任されました。

維新は大阪の改革を通じてシンパシーがあったことと、民間の感覚を大事にする「すごいまっすぐなエネルギーを感じて、共感した」とのことです。

今回は以下の質問からいくつかピックアップして藤田氏に回答していただきました。

維新は次期衆院選でどう戦うの?!

早ければ今年中との噂が絶えない衆院選。

日本維新の会では「与党の過半数割れ、野党第1党を目指す」という2つの目標を掲げています。

MC伊藤由佳莉「日本維新の会の2つの目標について、今はどのような状況なのでしょうか?」

去年の統一地方選挙では、議員数が400から800へ倍増し、次は、来るべき衆議院選挙で、野党第1党の立憲民主党を超え、与党の過半数割れを目指すのは「大前提」と語る藤田氏。

最近の選挙結果は「良かったり、悪かったり。維新に対する期待が広がる時もあればしぼむときもある」と語り、「衆議院選挙で、国民の皆さまに理解される政策と政治性を示すことに尽きる。まっすぐに戦いたい」とコメントしました。

MC伊藤は、次の衆院選に向けて、準備態勢が万全か、それとも不安要素があるのかを質問しました。

藤田氏は「課題が全てなくなりました。という状況は経営でも、政治でもない」と言及し、それを乗り越えながらやっていると述べました。

「昨年の統一地方選挙では多くの新しい地域に維新の議員を擁立し、誕生させることができた」のが一番大きい変化だったと語りました。

統一地方選挙の応援に行った際は「維新の会って、テレビの中の政党だよね」という印象や、「大阪で頑張ってるんでしょ」というイメージが強くありました。

しかし、統一地方選挙後は、各都道府県支部の活動量も増加し、「維新の会の人は頼りになる、頑張っているよねということが少しずつ広がってきた」とコメント。

藤田氏「3つめの目標の『衆議院議員選挙を勝つ』という意味では、ある種の準備が少し整ってきた」

立憲との共闘とは目指さない?!

先日、維新トップの馬場伸幸代表と立憲民主党のトップの泉健太代表が会談をして、意見交換をしたというニュースがありました。

両党のトップ会談について藤田氏は「実は定期的にやっていて、今回が初めてではない」と解説しました。

立憲民主党は、現与党を倒すために、選挙区調整まで含めてやりたいという考えがあると、漏れ聞こえてきます。

この点について「僕は結構難しいなと思っている」と藤田氏

政権をワンチャンスで取ることだけを目的にするのは違っていて「国民のために政権を取って何をするかが大事だ」と語りました。

また、立憲民主党と日本維新の会では、憲法、エネルギー、外交、安全保障など、政策の基軸に対する考えが異なります。

藤田氏は、以前に立憲民主党に「表ですり合わせというか、違うところは違う、ここは合うという公開議論をやりませんか」と持ちかけたところ、「先方はそれを断った」と言及。

そういう状況なので「一緒に戦っていくのは、むしろ国民のみなさんに失礼」と自身の考えを述べました。

続けて、MC伊藤が「他党との連携関係、共闘は、どういう状況にありますか」と質問。

藤田氏は「それはない。うちは独立独歩で正面から戦う」と即答しました。

野党乱立は与党に有利じゃない?!候補者擁立の戦略とは?

MC伊藤「野党勢力が分散してしまうと、与党勢力が結局は得をすると言われていますが、いかがでしょうか」

藤田氏「私たちも分析をしているんですけど、それは選挙区によるんですよ。実は逆もあって……」

一般的には、立憲民主党と自民党が事実上1対1の選挙区に、維新が候補者を擁立すると、野党票が削られ、自民党が得をすると言われています。

しかし、維新の政策は自民党に近い部分があり、自民党支持層から維新へ票が流れる選挙区も発生しています。

この分析結果を受けて「シンプルに自分達の組織を強くする」のが大切だと藤田氏は語ります。

「古い自民党、公明党の現政権でもダメ、旧民主党系で、共産党と共闘するような立憲でもダメ、既存勢力ではない、第3の選択肢として維新の会が選ばれるように」と体制を作っていきたいと力強く語る藤田氏。

藤田氏「組み合わせや調整とかじゃなくて、真正面から戦うことが、私はこの選挙においては正しいんじゃないかな」

動画本編はこちら!

突破力でチャレンジャーで世の中、仕組み、既存の体制を壊す!

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2023年に年間1億PVを突破した国内最大級の政治・選挙ポータルサイト「選挙ドットコム」を運営しています。元地方議員、元選挙プランナー、大手メディアのニュースサイト制作・編集、地方選挙に関する専門紙記者など様々な経験を持つ『選挙好き』な変わった人々が、『選挙をもっとオモシロク』を合言葉に、選挙や政治家に関連するニュース、コラム、インタビューなど、様々なコンテンツを発信していきます。

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