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2023年1月26日に公開された動画ではゲストに日本維新の会衆議院議員の藤田文武氏をお招きし、ガーシー氏の国会欠席問題や今井瑠々氏の離党問題について語っていただきました。
NHK党が握る藤田氏の暴露ネタとは?
【このトピックのポイント】
・NHK党立花党首の暴露ネタ「全部言う」発言に藤田氏は馬耳東風「個人のやりとりと党の意思決定は別次元の話」
・ガーシー氏批判についてはメディアの切り取り方の問題もあるとしつつ立花氏については「会見を全部見た上でやっている」
・立憲民主党今井氏の離党については「自分ならできない」としつつ幹事長として離党させない取り組みに言及
藤田氏のプロフィールは以下の通りです。
企業経営者を経て政治の道に進み、当選2回で幹事長に就任すると党の経営計画を発表するなど新しいことに挑戦されています。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして藤田氏に回答していただきました。
国会欠席が続くガーシー氏に対し藤田氏は1月18日の会見で「やる気がないんだったら、お辞めになられた方がいい」と発言。
それに対しNHK党の立花党首は、維新がガーシー氏の懲罰に賛成するなら、彼の暴露ネタを「全部言う」とけん制しました。
MC鈴木が「これ脅迫ですよね?」と問うと藤田氏は「お好きにどうぞという感じ」と冷静な様子。
そもそも藤田氏の発言にガーシー氏を攻撃する意図はなく、会見で参院の懲罰委員会の動きについて意見を求められてのものとのこと。年末に地元支援者からガーシー氏の件に対し「クビにできないのか」という声を複数受けていたこともあり、この発言に至ったとのことです。
藤田氏自身も支援者の心情に賛同するところはあるものの、国民の投票によって選ばれた国会議員を辞めさせるということは非常に難しいテーマであり「手続き論が必要だというのはよくわかる」とコメントしました。
維新の対応については、立花氏の発言に左右されることはないとのこと。
藤田氏「党の賛否は僕の一存で決めているわけではないし個人のやりとりと党の意思決定は別物。別次元の話だと思います」
一方で、立花氏のふるまいについて藤田氏は計算ずくのことだと考えているようです。
藤田氏「質問に対して丁寧に答えてはいるけれど、面白そうなフレーズだけ使われてしまった。でも立花さんはおそらくすごく賢い方だから僕の会見を全部見た上でやっているんだと思います」
MC鈴木「狙ってやっているわけですね」
立憲民主党に離党届を送付し4月の岐阜県議選に自民党推薦で立候補する意思を固めた今井瑠々氏に対し、泉健太代表は処分する方針を明らかにしています。
今回の離党に関して藤田氏は「結局人間なのでどっちが得か、どっちが自分の志を達成できるか考えて自分の身の振り方を考えるもの。(立憲は)天秤にかけて負けたということなんだと思います」とコメント。「我々もそういう離反者を出さないようにしないといけない」と続けました。
ビジネスの世界では競合他社に転職することはよくあることです。
元ビジネスマンの藤田氏は「政治は政策思想や政治的スタンスが色濃く出るし、それを強く主張して選挙を戦う」とビジネスと政治の違いに言及。支援者の存在もあげつつ「自分が当事者だったら(党を移ることは)できないかなと思う」とコメントしました。
離党されないための工夫について聞かれると藤田氏は「維新の方が魅力的だとか維新が日本を変えるかもしれないという可能性を見せたい思いはある」とコメント。昨年発表した党の中期経営計画にもその思いは込められているようです。
また、議員の自立といった観点から条件的に優遇するようなことは考えていないものの、活動におけるバックアップ体制は他党と差がないように仕組み化への試みを進めているとのことです。
ここでMC鈴木は「若く当選回数2回の藤田さんが幹事長に就いていることは政党の姿勢として魅力がある」とコメント。
それに対し藤田氏は大阪維新の会代表の吉村氏や、幹事長で大阪市長選挙の候補予定者に決定した横山氏の名前を挙げ「若手でも実力や心意気があれば重用するという風土は党内にあると思います」とコメントしました。
暴露ネタって何?他党に移るのをどう思う?気になるあれこれを藤田氏に直撃!
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