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2023年2月10日に公開された動画ではゲストにNHK党党首の立花孝志氏をお招きし、有名YouTuberの得票数予想と他党のマネジメントについて語っていただきました。
立花氏が今一番選挙に出て欲しいYouTuberとは?
【このトピックのポイント】
・YouTuberが選挙に勝つ秘訣は「選挙に行かない人を行かせられるかどうか」。今一番選挙に出て欲しいYouTuberは中田敦彦氏
・都民ファーストの会について立花氏「所属議員は優秀だけど軍師がいない」「ぜひ仕切りたい」
・維新の複数の議員に声をかけ新たな国政政党立ち上げの動きを見せる立花氏。選挙以外でも党勢拡大を狙う
立花氏のプロフィールは以下の通りです。
初当選を果たした船橋市市議会議員選挙では貯金50万円のなか、白黒コピーのチラシを配るなど、今の立花氏からは想像できないような経験もたくさんされてきたとのことです。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして立花氏に回答していただきました。
具体的な有名YouTuberの名前を挙げて立花氏に得票数を予想してもらいました。
立花氏は「2022年の参院選なら」と前置きしたうえで「DJ社長とヒカル君はどちらも30万前後かな」とコメント。
宮迫博之氏の得票数については、チャンネルの視聴者層や動画の内容から「5万から10万くらい」とやや厳しめの予想。
判断の目安となるのはチャンネル登録者数と再生回数、あとはキャラクターも重要とのことです。立花氏はYouTuberが票を取るポイントとして「あまり選挙に行かない人を行かせられるか」を挙げました。
ガーシー氏にもその力があったと語る立花氏。「『初めて選挙に行きました』というDMが山ほど来てましたね」と2022年の参院選を振り返りました。
中田敦彦氏の得票数について聞かれると「200万票」と立花氏は予想。チャンネルと政治のマッチ度が高く、視聴者が中田氏に投票する強い動機があることを理由として挙げ「一番出て欲しいYouTuber」とコメントしました。
立花氏は他にも選挙に出て欲しい著名人として浜崎あゆみ氏の名前を挙げ、その理由として「お金持ちを日本に留めて世界のお金持ちを日本につれてくるような、お金持ちのための政治をしてほしい」とコメントしました。
立花氏が「2022年の参院選なら」と前置きしたことにMC鈴木が言及すると、立花氏は出馬するタイミングも重要と語ります。中田氏の得票数について「去年なら100万」と予想しました。
また「DJ社長には『解散が決定した瞬間に口説きに行くから、その時に口説きたい状況でおってや』と伝えている」とコメント。
その時その時に最も票が取れる人に声をかける立花氏のセンスを感じさせるエピソードです。
都民ファーストの会の名前が上がると「ぜひ仕切りたい」と立花氏。所属議員のポテンシャルは高いものの、選挙戦については「軍師がいない」と分析し「選挙のやり方だけ教えてあげれば全然跳ねる」とコメントしました。
党の戦略について問われると立花氏は「まず国政政党を目指す」と断言。国政政党になることで政党助成金を受けることと党首討論に出て存在感をアピールし続けることの重要性に言及しました。
ここで話は日本維新の会に移ります。
立花氏は「維新は規律が厳しいので辞める人が多い。(都ファは)緩くすれば維新から人が取れる」とコメント。
その発想をもとに、立花氏は現在新たな国政政党立ち上げを計画しているとのことです。
声をかけているのは維新の中条氏と前川氏と足立氏、元維新の吉田氏、元自民の吉川氏の5名。
さらに立花氏は鈴木宗男氏の名前を挙げ、6人のうち4人が合流すればガーシー氏と5名で新たな国政政党が作れるというのです。
このことには日本維新の会幹事長の藤田氏にも直接伝えたとのこと。
一方で、堂々と勧誘することで名前の挙がった国会議員を維新が手放しづらくなるという戦略もあると立花氏は語ります。
立花氏「(足立氏は)内心としては維新の会にいてほしい。党内に対立意見はあったほうがいいから」
来てほしいけどいてほしいという、複雑な思いがあるようです。
都ファ、維新を立花氏はどう仕切る?藤田幹事長の暴露ネタの顛末も語る!
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